「A KITE」(98)や「MEZZO FORTE」(00)など、唯一無二の世界観で国内外から根強い人気を誇る日本アニメーション界の鬼才、梅津泰臣。約10年ぶりの監督作であり、自ら企画、原作を担ったオリジナルアニメーションシリーズ第1弾『ヴァージン・パンク Clockwork Girl』が現在公開中だ。 西暦2099年、医療用人工人体技術「ソーマディア」の発達により、ケガや病気を克服できるようになった世界。だが、この技術を悪用した犯罪が急増したことで、政府はバウンティハンター制度を策定する。バウンティハンターとして登録された民間人は、違法ソーマディア指名手配犯の殺処分が認められ、その代価として多額の懸賞金を手に入れられるようになった。神氷羽舞(声:宮下早紀)はバウンティハンターとして生計を立てるが、ある日、因縁の男Mr.エレガンス(声:小西克幸)が現れたことで運命が狂い始める。 「魔法少女