コーレルは3月1日に、ペイントソフト「Corel Painter X」(以下、Painter X)を発表した。同日行われた製品発表会ではカナダのCorel本社から来日したプロダクトマネージャーのリック・シャンペン氏による新機能の説明や、イラストレーターの吉井宏氏による新機能のデモンストレーションなどが紹介された。 シャンペン氏は、Painter Xに実装された新しい機能のなかから、とくに構図支援に使う「黄金分割」ツールや現実の筆の挙動を正確に再現する「リアルブリスルペイントシステム」、フォトペインティング機能に追加された「スマートストローク」を説明。 「黄金分割」ツールとは、「黄金比」として広く知られている法則に則った構図になるように、Painter Xのキャンパスにガイドラインが表示される機能だ。シャンペン氏は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」や葛飾北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖浪