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ブックマーク / number.bunshun.jp (243)

  • リーグ最強の打線と、最弱の投手陣。最下位ヤクルトが挑む“下剋上”。(田口元義)

    今季のヤクルトほど投打のバランスが極端に偏っているチームも、近年では珍しい。 チーム打率は、セ・リーグ2位の阪神の2割6分7厘に大差をつける2割8分3厘で1位。一方で防御率は、セ・リーグ5位のDeNAの4.27を大きく下回る4.90で6位(今季の成績はすべて7月21日現在)。そんなヤクルトの現在地は、最下位である。 要するに、好調の打線を補えないほど、投手力が著しく低迷しているというわけだ。 この悪循環を打破するべく、後半戦に入って早々にチームが動いた。 ソフトバンクから新垣渚と山中浩史の両投手をトレードで獲得したのだ。 ここ数年結果を残していない右腕と、実戦経験が少ない2年目ではある。しかし、ヤクルトで言えば、2008年に日ハムから移籍して以降、中継ぎの柱として大車輪の働きをした押健彦のように、環境が変われば大化けする見込みだってあり得る。 だからこそ、小川淳司監督は「起爆剤になりう

    リーグ最強の打線と、最弱の投手陣。最下位ヤクルトが挑む“下剋上”。(田口元義)
  • NBAやMLBより人気。W杯が米国に起こした旋風。~“サッカー不毛の地”は今や昔~(豊福晋)

    この夏、ある数字が米国のスポーツファンを驚かせた。ワールドカップアメリカ国内でのテレビ視聴者数だ。 米国対ポルトガル戦の視聴者数は2470万人に達し、NBAファイナル(1550万人)や、昨年10月のワールドシリーズを大きく上回ったのである。NFLのプレーオフとスーパーボウルの視聴者数は1億1000万人と遠く及ばないが、サッカーは4大スポーツの国アメリカで着実に存在感を高めつつある。 そもそも米国は人口の17%がラテン系ということもあり、サッカー人気が出るポテンシャルは秘めていた。プレー人口はカリフォルニア州を中心に多く、若年層に限っては2番目のスポーツだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 629文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有

    NBAやMLBより人気。W杯が米国に起こした旋風。~“サッカー不毛の地”は今や昔~(豊福晋)
    sugimo2
    sugimo2 2014/07/22
    "米国対ポルトガル戦の視聴者数は2470万人に達し、NBAファイナル(1550万人)や、昨年10月のワールドシリーズを大きく上回ったのである"
  • その存在感はベッケンバウアー級。ノイアーが示した「リベロGK」の衝撃。(ミムラユウスケ)

    最優秀ゴールキーパーを称える「ゴールデングローブ賞」のトロフィーを掲げるノイアー。名実ともに今世界最高のGKと言えるだろう。 ベルリンで行なわれた優勝報告会に40万人以上がかけつけるなど、24年ぶりのW杯優勝にドイツ中が湧き立っている。 ブラジルとの準決勝で7点を決めて大勝した上に、W杯の通算ゴール数も224点で歴代トップになったこともあり、優勝の理由として得点力や攻撃力が挙げられることが多い。 しかし、ドイツが優勝を果たすうえで、欠かすことのできない活躍を見せたのがノイアーだった。7試合で喫したのはわずかに4失点で、完封が4試合。86.2%のセーブ率を記録して、大会の最優秀GKに選ばれた。準々決勝のフランス戦の後半アディショナルタイムにベンゼマが放ったシュートをブロックしたシーンなど、彼の活躍したシーンは枚挙にいとまがない。 そして彼は、新しいキーパーのスタイルを構築した選手としても記憶

    その存在感はベッケンバウアー級。ノイアーが示した「リベロGK」の衝撃。(ミムラユウスケ)
    sugimo2
    sugimo2 2014/07/19
    "何度もペナルティエリアの外に出て、相手のカウンターを防ぐ。ノイアーがこの試合で記録した56回のボールタッチのうち、なんと21回がペナルティエリア外のものだった" ノイアーは本当みてて楽しかったなあ
  • 特別扱いの終わりと、自力での一軍。斎藤佑樹が遂に「高校時代」を超えた。(中村計)

    2度目のデビュー戦。そんな風に見えた。 7月12日、日ハムの斎藤佑樹が今季3度目の一軍の先発マウンドに立った。 5回1失点。勝ち星はつかなかったが、上々である。斎藤は明らかに今までの斎藤とは違う。 兆しはあった。この春のキャンプのことだ。 「今日、コツをつかみました」 そう確信めいて語っていたのは、2月23日のことである。事実、その日を境に見違えるように斎藤のストレートは力強くなった。 オープン戦でも好投し、人も「プロ入りしてからいちばん調子がいい」と手応えをつかんでいた。いやもっといえば、大学・プロを通じて初めて、高校3年夏、甲子園で全国制覇を遂げたときの自分を超えたと思えた。 直情的で短気だからこそのポーカーフェイス。 3月29日の今季初登板は4失点で負け投手にこそなったものの、内容はよかった。何より、あんなに楽しそうに投げている斎藤を見たのは久々のことだった。 4月10日の2戦目

    特別扱いの終わりと、自力での一軍。斎藤佑樹が遂に「高校時代」を超えた。(中村計)
  • W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)

    ワールドカップでは、各試合毎に「マンオブザマッチ」、得点王には「ゴールデンブーツ賞」など様々な賞が選手に与えられるが、もし「ソーシャルネットワーク部門」が設けられたら、米国サッカー協会は確実に候補にあげられるだろう。 アメリカ代表の決勝トーナメントに進出も快挙だったが、それに負けないくらい今大会での米国サッカー協会のデジタルマーケティング戦略は斬新なものだった。 今年の3月、米協会は世界的なマーケット会社「VML」と契約し、デジタルコンテンツを一新、FacebookやTwitter、 InstagramなどSNSの再構築を行なった。同社との契約の理由を「クリエイティブさ、プロ精神、そして多様性で群を抜いている。ファンの皆さんが米国代表を応援する楽しさを共有できるサイト、ソーシャルメディアなどを構築していく」と同協会のコミュニケーションディレクターであるニール・ビース氏は語り、VML社の顧客

    W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)
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    sugimo2 2014/07/17
    これは上手かったよね。日本も見習うべき。
  • 楽しいと同時に恐ろしさすら感じる。大谷翔平の早送りのような成長度。(阿部珠樹)

    7月5日に20歳の誕生日を迎えた大谷翔平。7月15日時点で、投手として8勝1敗、打者として打率2割8分を記録している。 ここ数試合の大谷翔平の投球を見ていると、すぐれた選手を見る楽しさを感じるのはもちろんだが、それと同じくらいの恐ろしさを感じる。高く飛び上がったボールがぐんぐん伸びて、どこに着地するのか見当もつかない。 大谷の投球といえば、160kmが出たかどうかがまず注目される。確かに、先発投手でそんな球速のストレートを何度も投げるような投手はいなかったので、注目されるのもしかたないのだが、それだけならゴルフのドラコン王みたいなもので珍しくはあってもあまり価値はない。最近の大谷は、その球速を十分にわがものにして武器として使いこなしている。球威があるだけではなく、まるで画像の早送りみたいに投球が急激に成熟しているのだ。 最も脂っこいところから三振を取る。 7月2日のライオンズとの試合は球場

    楽しいと同時に恐ろしさすら感じる。大谷翔平の早送りのような成長度。(阿部珠樹)
  • 田中将大は「投球過多」だったのか?“25歳までに1400回”というデータ。(生島淳)

    「悲報」としか、呼びようがない。 ヤンキースの田中将大が「右肘内側側副靭帯」の部分断裂で、少なくとも6週間は戦列を離れることになった(学会で一堂に会していた3球団のドクターが同意見。すぐに手術の必要はなしとの判断も同じ)。 今季のヤンキースは田中、黒田博樹がいなかったら、どうなっていたか? それを考えるのも恐ろしい……とずっと思ってはいたが、田中の離脱によって、いよいよ苦しい状況に追い込まれた。 田中の治療方針に関しては、新しい治療法が施される見込みだ。 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMによれば、靭帯の再建手術である「トミー・ジョン手術」を避け、比較的新しい治療法とされる、「PRPインジェクション」(多血小板血漿注射)が施される見込みだという。 PRPとは、Platelet-Rich Plasmaの略で、血小板が豊富な血液を局所に注入するというものだ。 治療の流れとしては、田中自

    田中将大は「投球過多」だったのか?“25歳までに1400回”というデータ。(生島淳)
    sugimo2
    sugimo2 2014/07/12
    "現在のメジャーリーグの投手で、25歳までに1400イニング以上を投げた投手は4人。フェリックス・ヘルナンデス、マット・ケイン、ダルビッシュ有、 田中将大。日本人がふたり"
  • W杯前の闘莉王の言葉が頭をよぎる。本当の「日本のサッカー」とは何か?(西川結城)

    ザッケローニに率いられた4年間の冒険は、W杯のGL敗退で終わりを告げた。次期監督の人選でもパスサッカーの継続が条件としてあがっているが、「日サッカー」とは何なのかについて今こそ議論が必要だ。 日本代表がブラジルから帰国して4日後の7月1日、日サッカー協会の原博実専務理事兼技術委員長は記者を前に、W杯での日の戦いを総括した。その中で、気になる一言があった。 「この4年間は、自分たちでボールを動かして相手を崩していくサッカーをやっていこうとしていた。決して間違った方向性だったわけではなかったが、世界の舞台ではもう少しいろんな展開に応じた戦い方が必要だった。 W杯のほかの試合を見ていても、やりたいサッカーがあっても割り切った戦い方をしている国もあった。日は自分たちのサッカーにこだわったけど、それもやりきれなかった。力がなかった。ある時間帯では、南アフリカ大会のような守る戦い方も必要だっ

    W杯前の闘莉王の言葉が頭をよぎる。本当の「日本のサッカー」とは何か?(西川結城)
    sugimo2
    sugimo2 2014/07/11
    "世界を見渡しても、“耐える”ことに関してこんなに強い国民はいない"
  • イタリア、ウルグアイにやぶれGL敗退。真っ向勝負を壊したレッドと“凶行”。(弓削高志)

    疑惑のジャッジがあった。 目を疑う蛮行があった。 イタリアを蹴落とし、“死の組”を抜け出したウルグアイを、果たして「勝者」と呼んでいいものか。 しかし、試合後の指揮官タバレスの言葉は苛烈だった。 「これはワールドカップだ。はした金のモラルを問う場ではないのだよ」 グループD突破をかけた決戦を、イタリア代表監督プランデッリは「人生をかけた勝負」に喩えていた。2位以上を確定させるには、最終戦に引き分けるだけで十分だったが、ウルグアイが強敵であることには変わりなかった。 ミランやカリアリの指揮経験を持つ敵将タバレスのチームには、過去・現在を問わず、セリエAでのプレー経験を持つ者が12人もいた。 ユベントスのDFカセレスや1年前のセリエA得点王カバーニにとって、イタリアは出稼ぎ先として大金をもたらしてくれた国だ。彼らがアズーリを恐れる理由は何ひとつなかった。 追い詰められてようやく真価を発揮するイ

    イタリア、ウルグアイにやぶれGL敗退。真っ向勝負を壊したレッドと“凶行”。(弓削高志)
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    sugimo2 2014/06/26
  • 2020年東京五輪に出場できない!?日本バスケット界、混乱の代償は。(松原孝臣)

    bjリーグとのプロ統合の難しさをインタビューで語っていたNBLの山谷拓志COO(最高執行責任者)。しかし状況はまったなし、日バスケット界の命運はいかに。 以前、日のバスケットボール界についてこう書いたことがある。 「目標は同じ、見ているのは同じ方向のはずなのに、ばらばらの方角を向いているかのように相容れない」 競技を盛り上げたい、発展させたい。もっと強い日本代表を創り上げたい――このような最低限の願いは共有されていると、これを書いた時は思っていた。だが今となっては、そんな最低限の目標すら、同じではないのかもしれないと感じている。 そんなことはない、と反論があるかもしれない。だが、混乱しているとしか言い様のない状態に陥ってから、日のバスケットボールは既に長い年月が経つ。そして今では、国際連盟から重大な「警告」が発せられている状態にある。 「プロ化」を巡り袂を分かった2つのリーグ。 現在

    2020年東京五輪に出場できない!?日本バスケット界、混乱の代償は。(松原孝臣)
  • ウルグアイに続きイタリアを撃破!コスタリカ“死の組”一抜けの理由。(弓削高志)

    コスタリカが、“死のグループD”突破一番乗りを決めた。 ウルグアイを破った初戦に続いて、20日のイタリア戦でも金星を上げ2連勝をおさめ、'90年イタリア大会以来の決勝トーナメント進出を決めた。 グループDに集まった3つの優勝経験国にとって、コスタリカは通過争いから外れたアウトサイダーのはずだった。 「醜態だよ。1年前の(コンフェデレーションズ杯)日戦のようだった。暑さのツケを払わされた」 0-1で敗れた試合の後、イタリア代表監督プランデッリは、苦々しい表情で振り返った。 イタリアに油断があったとは考えにくい。ウルグアイ相手に波乱を起こしたことで、かえってコスタリカへの警戒は強まっていた。 パスサッカーにこだわり続けたプランデッリだったが……。 4年前の代表監督就任以来、プランデッリには“スペイン流のパスワークとイタリア流の縦への速攻”というテーマで、新世代のイタリア代表を作り上げてきた自

    ウルグアイに続きイタリアを撃破!コスタリカ“死の組”一抜けの理由。(弓削高志)
  • “今の西武らしさ”を貫いて復権を。田辺監督代行と選手の厚い信頼関係。(田口元義)

    初陣となった巨人戦で、メンバー表確認を行なう田辺徳雄監督代行。自身が選手時代に経験した「黄金時代」は再び西武に訪れるか。 組織の伝統とは、最初から「そういうものだ」と当たり前のように認識し、個人が自覚を持って言動に移して成り立つものである。 身だしなみであれば、球団創設以来、「紳士たれ」という金科玉条があることから最低限の規律を守る巨人がいい例だ。 「ユニフォームとは選手にとって『ドレスコード』です。時代によって選手の意識も変わってきますから、多少は許容します。しかし、明らかにチームの意に沿わない容姿であれば、グラウンドに立つ資格はありません」 原辰徳監督は、はっきりとそう言っていた。 戦術面で伝統を貫いているとすれば中日になるだろうか。 「当たり前のプレーを当たり前にこなす。それができなければプロとは呼べない」 2004年に落合博満が監督に就任してから顕著になったが、中日は今もそれを徹底

    “今の西武らしさ”を貫いて復権を。田辺監督代行と選手の厚い信頼関係。(田口元義)
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    sugimo2 2014/06/09
    "「常勝西武の復権」。就任の場で宣言したものの、伊原監督の選んだ道は空回りした"
  • スキー・スノボ人口が20年で6割減!選手も懸念する、先細りと対応策。(松原孝臣)

    ソチ五輪で表彰台に日人2人が上がったスノーボードハーフパイプ。頂点の高さを維持するためには、裾野の広さが絶対不可欠だ。 ソチ五輪ではスキー・スノーボードの活躍が目を引いたが、オリンピックの場にかぎらず、今シーズン、こんなことを言う選手たちの言葉によく遭遇した。 「やりたいと目指してくれる選手たちが出てくれば」 あるいは、 「もっとジュニアの選手たちが増えてくればいいと思います」 そこには、競技に打ち込む中で感じ取った危機感が込められている。競技の先細りの懸念である。 公益財団法人の日生産性部が発行する「レジャー白書」によれば、スキー・スノーボード人口のピークは1993年で、1860万人。2012年には790万人だった、とある(注:1993年の数字はスキー人口としてのもの。スノーボード人口が合算されるようになったのは1997年から)。つまり60%近く減少した計算になる。 ピーク時の前後

    スキー・スノボ人口が20年で6割減!選手も懸念する、先細りと対応策。(松原孝臣)
  • 「氷」のオランダ、「雪」のノルウェー。メダル内訳で考える、日本の針路。(生島淳)

    ソチ五輪で、日勢唯一の金メダルを獲得した男子フィギュアスケートシングルの羽生結弦。男子フィギュアで、欧米以外の選手が金メダルを獲得するのは史上初のことだ。 ソチオリンピックが閉幕、心配だったテロが起きることもなく、まずはオリンピックが守られたことにホッとしている。 さて、ここで見ていきたいのはメダルの数、そして内訳。 日のメディアは金メダルの数で並べていくが、アメリカテレビ局だとメダル総数の順に並べていくところもある。それにならって、国別のメダル獲得状況を見ていくと……。 ●金メダル ロシア    13 ノルウェー 11 カナダ    10 アメリカ     9 オランダ    8 日         1 ●メダル総数 ロシア     33 アメリカ     28 ノルウェー  26 カナダ     25 オランダ   24 日          8 オランダとノルウェー、対照的

    「氷」のオランダ、「雪」のノルウェー。メダル内訳で考える、日本の針路。(生島淳)
  • ソトニコワの金は妥当な判定か?ホームアドバンテージの限界を検証。(田村明子)

    フリーの演技翌日の記者会見。ソトニコワは表彰台に上がれなかった浅田に対して「すごく尊敬している。彼女は当に強くて、私にとって模範の選手なんです」と最大限の賛辞を送った。 女子シングルで、ロシアのアデリナ・ソトニコワが金メダルをとったことが果たして妥当な判定だったのか、世界各地で疑問の声が報道されている。 ノーミスで滑りきったキム・ヨナが銀メダルに終わったことで、韓国側からはISUに採点見直しの要請がなされたが、一蹴された。判定への抗議の署名運動には、20万人近くの署名が集まったという。 「ホームアドバンテージ」とは? 五輪という大舞台だからこそ、どんな些細な疑惑もニュースになる。だがこのスポーツにおいて、地元選手に高目の点が出るホームアドバンテージというものがあるのは暗黙の了解と言っても過言ではない。それは何も今に始まったことではないのである。 「ホームアドバンテージの理由は、いくつかあ

    ソトニコワの金は妥当な判定か?ホームアドバンテージの限界を検証。(田村明子)
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    sugimo2 2014/02/25
    "選手がやるべきことをやらなければ、ホームアドバンテージもつけようがないんです"
  • 師との出会いで大家友和が覚醒する。2人のナックルボーラーの邂逅。(菊地慶剛)

    2009年以来、5年ぶりに米球界に復帰した大家友和投手。かつてのチームメイトと共に、キャンプからメジャー昇格を目指す。 NPBから遅れること約2週間、今シーズンはシドニーで開幕を迎えるダイヤモンドバックスとドジャースを皮切りに、メジャーの全チームがキャンプイン。格的に2014年シーズンが始動した。 ここまでメディアから一番の注目を集める存在になっているのはやはり、ヤンキースの田中将大投手だ。 数チームによる激しい争奪戦の末、ヤンキースが日人メジャー選手史上最高額の超大型契約で獲得したことで、日米メディアの注目の的になっている。 もちろんキャンプでの田中の動向は、気になるところではある。けれども、彼はキャンプでの活躍如何に関わらず、すでにシーズン中にある程度の活躍を義務付けられた、そんな存在なのだ。 キャンプで余程のことがない限り、先発3番手で開幕を迎えるのは既定路線ともいえる。 そして

    師との出会いで大家友和が覚醒する。2人のナックルボーラーの邂逅。(菊地慶剛)
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    sugimo2 2014/02/22
    「練習台」扱いは厳しいな。がんばってほしい。
  • 欧州勢にも、ルール変更にも負けず。渡部暁斗が開く複合「新興国」の道。(生島淳)

    かつてジャンプで獲得したリードをクロスカントリーで守るのが日のスタイルだったが、渡部暁斗はクロスカントリーを武器にして、個人NHで銀メダルを獲得した。 1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルのふたつのオリンピックで、ノルディック団体が金メダルを取ったことを記憶している世代にとっては、今大会で渡部暁斗の活躍が見られたのはうれしかった。 ノーマルヒル個人で銀、ラージヒル個人では6位入賞。そしてラージヒル団体で5位入賞を果たした。 今大会、テレビで解説も務めた荻原健司氏の言葉を借りれば、「ジャンプからクロスカントリー重視へのルール変更のなか、それに見事に対応した渡部の功績は大きい」ということになる。 今後、日がどんな形でノルディック複合の強化を進めるのか見ていきたいと思う。 個人NH金メダリストは5カ国からしか生まれていない。 ただし、テレビのアナウンサーがノルディック複合のこ

    欧州勢にも、ルール変更にも負けず。渡部暁斗が開く複合「新興国」の道。(生島淳)
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    sugimo2 2014/02/22
    "ノルディック複合は、極めて「閉ざされた国々」の競技なのである"
  • <日本ハム・リーダーが語る激闘の歴史> 稲葉篤紀 「やっと10年。まだまだこれから」(赤坂英一)

    北海道に移転してからの輝かしいチームの足跡は、 この男のファイターズでの歩みとほぼ重なる。 頼れる兄貴分として10年目のシーズンを迎える稲葉が 厳しい戦いを振り返り、未来へのメッセージを語った。 日発売の雑誌NumberPLUS「北海道ハムファイターズ 11年目の未来設計図」より、チームリーダー、稲葉篤紀選手の インタビューを公開します。 札幌ドームのスタンドで“稲葉ジャンプ”が起こるたび、いまのぼくにとってなくてはならない応援だと感じています。いつもああしてファンのみなさんが自分の力以上のものを引き出してくれる。もしあの応援がなかったら、いいところでそんなに打てていないでしょう。それほど強い後押しになっている。 あれが始まったのは2006年のオープン戦のころ、Kスタ(クリネックススタジアム宮城)だったかな。最初のころはバラバラにジャンプしていたから、何が始まったんだと思ってました。

    <日本ハム・リーダーが語る激闘の歴史> 稲葉篤紀 「やっと10年。まだまだこれから」(赤坂英一)
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    sugimo2 2014/02/22
    "でも、いざファイターズに来ると、チームに溶け込むには時間がかかった。いまだから言えますけど、最初はスムーズに入っていけなかった。正直、“壁”を感じましたね"
  • テレビならではの五輪の楽しみ方。「言葉力」で選ぶ、解説のMVPは誰だ。(生島淳)

    現地での観戦が持つ臨場感は特別なものがあるが、テレビで、解説や実況を聞きながらスポーツを観る、というのもまた別の意味で特別な体験になりうるのだ。 オリンピックを全期間、日テレビで見るのは8年ぶり、トリノ・オリンピックのとき以来だ。 今回、実感したのは、 「全体像を把握するには、現場の記者よりも日の視聴者の方がはるかに有利」 ということだ。 もともと、冬のオリンピックはノルディックの山岳エリアと、町中の氷のエリアが離れているので、記者にとって両者をカバーするのはむずかしい。 たとえば、女子のカーリング取材を優先させてしまった場合(私が現地にいた場合は、そうした可能性が高い)、ノルディック複合、ノーマルヒル個人戦での渡部暁斗の銀メダルは見られなくなる。 今回のスグレものは、NHKのアプリだった。このアプリとテレビがあれば、もともと競技数の少ない冬季オリンピックの全体像が把握できる。 びっ

    テレビならではの五輪の楽しみ方。「言葉力」で選ぶ、解説のMVPは誰だ。(生島淳)
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    sugimo2 2014/02/18
    "今回、解説陣で大きな発見があったのはアルペン競技だ"
  • <個人複合、初の頂点へ> 渡部暁斗 「変わり者が貫く“美学”」(折山淑美)

    「キング・オブ・スキー」と称されるノルディック複合。 '90年代、荻原健司ら日勢が隆盛を誇った時代にも、 個人種目の金メダルには届かなかった。 その頂きを視界に入れた新エースの真髄に迫る。 各競技で熱戦が続くソチ五輪。 今回はNumber846号に掲載したノルディック複合、 渡部暁斗選手の記事を全文公開します。 荻原健司たちが'90年代前半に、いち早く取り入れたV字ジャンプの威力で世界を席巻した日ノルディック複合。度々のルール変更で徐々に距離重視になる中、日は低迷の道を歩み始めていた。 だが、ようやく世界と戦える選手が出てきた。一昨年のシーズンに4勝をあげ、W杯総合2位になり、世界のトップへと駆け上がった渡部暁斗だ。昨季は優勝こそなかったが、安定した成績で総合3位。夏のGPでは総合優勝と、ソチ五輪でも世界一を狙える位置にいる。 だが、「単純に好きで始めて、楽しくて続けてきたという感じ

    <個人複合、初の頂点へ> 渡部暁斗 「変わり者が貫く“美学”」(折山淑美)
    sugimo2
    sugimo2 2014/02/14
    "ジャンプはいくら飛んだからといっても純ジャンプの選手には敵わないし、クロスカントリーは速いといってもクロカン選手には勝てない。器用貧乏とでもいえる能力が有効な競技ではないか"