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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/joyce (2)

  • ラグビー嫌いのイギリス人さえ目覚めさせた日本代表

    スポーツというのは不思議なものだ。子どもの頃、僕は不運なことにラグビーをやる学校に入ってしまった。僕はラグビーがとことん嫌いだった。僕の学校の校庭はひどい粘土質で、ほんのちょっとでも雨が降れば、すぐにどろどろの沼地のようになった。 そんな校庭で、ほとんど誰も好きじゃないラグビーのために、僕たちは泥の中でダイブさせられた。ラグビーとはまず間違いなく汚いもの、そして時には寒くて痛いものだった。 イングランドでは、ラグビーといえば上流階級の子供のいく私立学校でやるものと決まっている。だから、公立学校である僕たちの学校がラグビーをするのは、上流の学校のまねごとをしていますよと宣言しているようなものだ。そのせいでまわりの学校の子供たちからは嫌われ、嫌がらせをされることもあった(嫌がらせされないのはラグビー部の部員だけだった)。 その悲惨な学校に11歳で入学するまで、僕たちのほとんどはラグビーなんて一

    ラグビー嫌いのイギリス人さえ目覚めさせた日本代表
    sugimo2
    sugimo2 2015/10/22
    ”イングランドでは大抵、ラグビーはプレーするのも観戦するのも、キザな上流階級のやつらということになっている(イングランド西部では話は別で、幅広く人気がある)”
  • 紅茶を愛するイギリス人は過去の遺物?

    自分の生まれ育った国が変わったのを実感させられるのは、時にはほんの些細なことだったりする。僕がいま直面しているのは、紅茶を愛する国民として有名だったイギリス人が、いまや「完璧な1杯」よりも「お手軽な1杯」を選ぶようになったという事実だ。 僕に紅茶を語らせたらきりがない。だからほどほどにしておくつもりだが、紅茶はポットに茶葉を入れ、きちんと蒸らして入れるほうがおいしい、と言えばそれで十分だろう。ティーバッグ、それもカップに入れてお湯を注ぐだけでは味が劣る。 僕はスーパーマーケットに行くと紅茶のコーナーに足を運ばずにはいられない。何か興味深い商品やお買い得品がないか探すためだ。 もっともその答えは、「今はもうない」。まずは約4年前、僕のお気に入りブランドの1つであるトワイニングが、6~7種類あった茶葉の商品ラインアップを3~4種類に減らした(オレンジペコもロシアンキャラバンもさようならだ)。ト

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