ウリハムシ(瓜葉虫、Aulacophora femoralis)はハムシ科ウリハムシ属の甲虫の一種。英名は Cucurbit leaf beetle。俗にウリバエとも呼ばれる。 特徴[編集] 頭部はやや幅が狭く、胸部はそれよりやや幅広い。全身が黄色で、腹部は黒い。 活発に動き、よく飛ぶ。 生活史[編集] 成虫越冬で、浅い土中で越冬する。春にウリ科の苗に来訪し、周囲の土の表面や浅い土中に産卵する。幼虫はウリ科の根を食害し、また地上に果実などがあるとこれも食うことがある。蛹化は土中で行われる。成虫は7月以降に出現する。 食害[編集] 春から夏(4 - 9月ごろ)にかけて、キュウリやメロン、ズッキーニなどウリ科野菜や、アブラナ科の野菜に出現する[1]。幼虫は根を食い荒らし、成虫は葉を食い荒らすので害虫となっている[1]。根が食害を受けると植物の水分吸収ができなくなるため、日中にしおれて、夕方に回