男子テニスのノバク・ジョコビッチ(34)=セルビア=が、次回28日付で発表されるシングルス世界ランキングで1位から陥落することが24日、確定した。 1月の全豪オープンで準優勝した世界2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)と入れ替わる。 新型コロナウイルスのワクチン未接種をめぐり、全豪オープンを欠場したジョコビッチは、ドバイ選手権(アラブ首長国連邦・ドバイ)に出場したが、24日の準々決勝で世界ランキング123位のイジ・ベセリー(チェコ)に4―6、6―7で敗れた。世界ランク1位の座を守るためには、今大会で準決勝に進む必要があった。 ジョコビッチは世界1位に、これまで歴代最長の通算361週在位した記録を持つ。ジョコビッチと、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マリー(英国)の「ビッグ4」と称された4選手以外が、世界ランク1位になるのは2004年以来18年ぶ