2007年3月に,米MicrosoftはTechFest2007という同社のイベントで,100件以上の将来技術の研究プロジェクトを公開した。そのプロジェクトの一つに,4歳ぐらいの子供を対象にプログラミングの楽しさを伝えることを目的としたXbox用ゲームがあった。 Microsoftがデモしたそのゲームは,Boku(おそらく日本語を意識したもの)と呼ぶ,かわいらしい眼を持つ頭部だけのキャラクタ(ロボット?)を,3Dで表現される緑の島で,自由に行動させるというもの。ユーザーはBokuを,アクション(行動),オブジェクト(対象),ビヘイビア(振る舞い)などに相当するアイコンを,一連のバーの上に並べることでプログラミングする。 赤いリンゴを食べるBoku,島に生えている木を揺さぶって実を落とすBoku,どこからか飛んでくるUFOを打ち落とすBoku,そうしたいろいろなBokuをプログラミングして仮