大人は有難がるが、子供心にその魅力が今ひとつ分からない料理、というのがある お祖母ちゃん家で出てくる料理にもいくつかそのテのものがあった 【一文字ぐるぐる】 わけぎ?小ねぎ?(熊本では「ひともじ」と言うらしい)を、さっと湯がいて、くるくる〜っと丸めて、辛子酢味噌をかける この「ひともじ」がグルッとなったものがボウルに積まれているのを、台所で見かけた時の私のガックリさ加減ときたら…笑 子供には「ネギ」「だけ」が「湯がかれた」「だけ」の上に「辛子酢味噌」とかもう、 いっっっっっこも惹かれる要素がない 大人は旨い旨いと喜んで食べるが、もーなんが有難かとか、いっちょんわからん!!!もんの筆頭だった …のであるが、大人になってから食べてみたら、これがもう、得も言われぬ旨さ 特にこの、「ぐるぐる」の形状がよろしい 一本丸ごとぐるぐるしてあるので、白いとこ青いとこ、両方を一気に味わえる食べ応え そこに郷