【パリ賀有勇】フランス・パリのシンボルであり、世界中のカトリック教徒に親しまれてきたノートルダム大聖堂が15日、火災に見舞われた。「どうして……」。炎に包まれる大聖堂を見つめる人々は悲しみにくれ、見守る教徒らの合唱の声が街に響き渡った。 火災が発生した15日夕方。多くのパリっ子らがセーヌの川岸でビールやワインを飲みながら春の陽気を楽しんでいた。だが、大聖堂から白煙が立ち上ると、多くの人々が大聖堂があるシテ島を目指して歩いた。交通規制で車道が渋滞する中、緊急車両のサイレンが鳴り響いた。 発生から約1時間後、大聖堂の尖塔(せんとう)が崩落すると、付近に集まった人々から「ああ」という声が漏れた。風で運ばれてきた火の粉や火がくすぶっている木片が人々に降り注いだ。
圧倒的な人気を誇ってきた米アップルのiPhoneの売れ行きに、今年、急ブレーキがかかった。中国での販売不振に端を発した「アップル・ショック」。その影響は世界の市場を揺さぶり、部品を供給している日本の企業にも及んでいる。 iPhoneの精密な部品の一つひとつを供給している巨大なサプライチェーン(供給の鎖)。その現場をたどると、各国企業がモザイクのように絡み合い、簡単には崩せなくなっている現代の貿易の構図が見えてくる。(益満雄一郎、五十嵐大介) 【写真】中国「iPhoneの街」の今 春節(旧正月)が過ぎ、街が活気を取り戻す3月上旬、中国の「iPhoneの街」は閑古鳥が鳴いていた。 「世界のiPhoneの半分超を生産する」(中国メディア)といわれる河南省鄭州。台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業グループが超大型工場を構える。出稼ぎ労働者が増える繁忙期は従業員が40万人を超える。 工場周辺の商店街を訪れ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く