兵庫県議会(定数86)から不信任決議を突きつけられた斎藤元彦知事は失職を選択し、次期知事選に再出馬する意向を固めた。関係者への取材で明らかになった。26日午後3時から県庁で記者会見を開き、判断理由を表明する。自身のパワーハラスメント疑惑などを巡る内部告発から半年。斎藤氏は出直し知事選で自身の正当性を問う見通しになった。 県議会の全ての県議86人は9月定例会の開会日だった19日、県政を混乱させた道義的責任は重いとして斎藤氏に対する不信任決議案を共同提案し、全会一致で可決された。
兵庫県議会(定数86)から不信任決議を突きつけられた斎藤元彦知事は失職を選択し、次期知事選に再出馬する意向を固めた。関係者への取材で明らかになった。26日午後3時から県庁で記者会見を開き、判断理由を表明する。自身のパワーハラスメント疑惑などを巡る内部告発から半年。斎藤氏は出直し知事選で自身の正当性を問う見通しになった。 県議会の全ての県議86人は9月定例会の開会日だった19日、県政を混乱させた道義的責任は重いとして斎藤氏に対する不信任決議案を共同提案し、全会一致で可決された。
テニスの全米オープンの観戦に訪れた実業家のイーロン・マスク氏=米東部ニューヨークで2024年9月8日、ロイター 米国の実業家イーロン・マスク氏は16日、自身が支持する共和党のトランプ前大統領の暗殺未遂とみられる事件を巡り、民主党のバイデン大統領やハリス副大統領を「誰も暗殺しようとさえしない」としたX(ツイッター)への投稿を削除した。「今回学んだ教訓は、ある集団に言った時に笑いを誘う言葉も、Xに投稿した時に同じように笑えるものだとは限らないということだ」と釈明した。 マスク氏は、別のXユーザーの「なぜ、彼らはトランプ氏の殺害を望むのか」との書き込みを引用し、問題になった投稿をしていた。 トランプ氏が7月の銃撃事件に続いて標的になった可能性があることを強調する内容だったが、政敵の暗殺を容認すると受け取られかねず、非難の声が上がっていた。 マスク氏は、問題の投稿を「ジョーク」と位置付け、「文脈を
コメの品薄が続いています。一部で新米も出回り始めていますが、たしか国の「備蓄米」もあったはず。大阪府の吉村洋文知事が政府に放出を要請するなど改めて注目されていますが、国は慎重姿勢です。その理由を探りました。 Q お米の品薄(しなうす)が続いているけど、国が備蓄(びちく)しているって聞いたよ。 A 1993年の大凶作(だいきょうさく)で「平成の米騒動(こめそうどう)」とも呼ばれるコメ不足に陥(おちい)ったことを受け、政府は95年に法律を定めてコメの備蓄を制度化しました。「10年に1度の不作や、通常の不作が2年続いた場合も対処できる水準」として、100万トン程度を目安に蓄(たくわ)えており、2024年6月末現在、91万トンの備蓄があります。 Q これまで使ったことはあるのかな? A 東日本大震災や福島第1原発事故の影響で11年産米の流通量が減った12年に、それを補うため、政府は備蓄米4万トンを
地元選挙区を走る小林鷹之前経済安全保障担当相(中央)=千葉県八千代市で2024年8月18日午前9時39分、野間口陽撮影 9月に予定される自民党総裁選に出馬する意向を固めている小林鷹之前経済安全保障担当相(49)=衆院千葉2区=は18日、地元・千葉県八千代市で、趣味のランニング姿を報道陣に公開した。課題である知名度不足の克服に向け、「若さ」をアピールする狙いとみられる。 財務省出身の小林氏は、東大在学中はボート部に所属し、主将を務めたスポーツマンの一面を持つ。この日午前、報道陣と共に約5キロを約40分かけて走って汗を流した。 週末には、地元活動の前にランニングをしてリフレッシュしているといい、記者団に「日々いろんなことをせわしなく考えているので、頭を空っぽにする時間は大切にするようにしている」と語った。 19日には各候補の先陣を切って出馬表明の記者会見をする予定。総裁選の投開票日は9月27日
フリーアナウンサー・川口ゆり(29)が所属する事務所「VOICE」が11日までに更新サイトを更新。川口の不適切投稿をめぐり、契約を解消したと発表した。 公式サイトでは「当社は、2024年8月10日(土)をもって、川口ゆりとのアナウンス事務所VOICE所属契約を解消いたしましたのでご報告申し上げます」と告知。 「川口氏はX(旧Twitter)のSNSに於いて、異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」とし「尚、当社では、言葉は誰かを傷つけるためにあるものではなく、勇気づけたり愛を語るためにあるものと考えており、言葉を扱う仕事に携わる者としてはあってはならず、大変心苦しく考えております」とした。 また、川口も自身のX(旧ツイッター)を更新し「この度は私の不用意な発言で不快にさせ、
柔道男子90キロ級決勝、ジョージアのラシャ・ベカウリ(右)に内股を仕掛け、村尾三四郎がスコアを確認するもポイントは奪えず=シャンドマルス・アリーナで2024年7月31日、平川義之撮影 7月26日に開幕したパリ・オリンピックは日本選手の活躍もあり、盛り上がりを見せている。応援の熱が高まる半面、プレーの判定を巡ってネット交流サービス(SNS)が炎上するケースも相次いでいる。一方、SNSを通じた選手らへの中傷は過激化しており、選手を守る対策が求められている。 7月31日の柔道男子90キロ級決勝。日本の村尾三四郎選手が投げ、相手に片手と尻餅をつかせた。ポイントが認められれば村尾選手の金メダルが決まったが、判定は試合続行。柔道人口が多く目の肥えたフランスの観客らからはブーイングが響いた。 終了間際に同時に技をかけ合ったように見えた状態から倒れ込み、ビデオ判定の結果、2021年東京五輪金メダルのラシャ
愛知大による懲戒処分に関する通知書は「公益通報への報復行為だ」と訴える学生(中央)や西澤圭助弁護士(左)=名古屋市中区で2024年7月22日午前10時48分、川瀬慎一朗撮影 「愛知大学学生自治会」ののぼり旗を掲げて東大の授業料値上げに反対するデモに参加したなどとして、愛知大が学生2人に対して、懲戒処分を通知したことが学生らへの取材で判明した。同大を巡っては、同じのぼり旗を掲げてウクライナ反戦デモに参加した学生3人が昨年9月に退学処分となっている。 通知を受けたのは、同大豊橋キャンパス(愛知県豊橋市)の学生らでつくる「同大豊橋校舎学生自治会」で役員を務める2年生の学生2人。12日付で懲戒処分に関する「弁明の機会付与通知書」が送られてきたという。 通知書で大学側は懲戒処分の理由について、大学に無断で自治会の名称が書かれた旗を掲げてデモに参加したことや、既に退学処分を受けた学生を構内に入れたこと
北九州市が取り壊しを予定している初代門司港駅遺構(青いシートに覆われた部分)。中央奥のれんがの建物は初代駅と同じ1891年に造られ、国の登録有形文化財に指定されている旧九州鉄道本社(現九州鉄道記念館)=北九州市門司区清滝で2024年6月26日午後3時39分、伊藤和人撮影 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス、本部・パリ)は、北九州市による明治期の初代門司港駅(当時の名称は門司駅)関連遺構の取り壊し方針に対して「重大な懸念」を表明する緊急声明を25日付で出した。危機にひんした文化財を守るよう指摘する国際声明「ヘリテージアラート」発出も検討するとしている。日本イコモスによると、声明は事態の急迫に伴うもので異例。 遺構は、市が門司区に計画する複合公共施設建設に伴い、市が2023年9月から実施した埋蔵文化財発掘調査で見つかった。広さ約900平方メートルの敷地
写真に納まる椿允寛さん(左)と茉珠ちゃん=東京都渋谷区広尾のハピリィフォトスタジオ広尾店で2024年6月15日、山崎明子撮影 「父の日」の贈り物に、愛娘とのツーショット写真はいかが――? 6月16日の「父の日」に向け、関東を中心にフォトスタジオ計20店舗を展開するハピリィ(東京都港区)が企画した特別メニューが好評だ。ドレスアップした娘とのペア写真。ほほえましいカットの主役はパパだ。 「父の日」に先立つ15日、東京・広尾のスタジオでは会社員の椿允寛(まさひろ)さん(38)と長女茉珠(まみ)ちゃん(4)が撮影に臨んだ。純白のドレスに身を包み、まるで小さな花嫁さんのような娘を見て、スーツ姿の椿さんは思わず「おーっ」と感嘆の声を上げた。 茉珠ちゃんはコロナ禍が猛威を振るった2020年、椿さんの赴任先の中国・上海で生まれた。感染拡大防止策のロックダウン(都市封鎖)が続く日々。一家は外出もままならず、
赤しそのふりかけ「ゆかり」で有名な三島食品(広島市)が製造する、青菜のふりかけ「菜めし」が一部の店頭から姿を消している。同社によると、全国的な現象だという。あったかご飯に混ぜたり、おにぎりにしたりして食べるとおいしいのに、一体何が起こっているのだろう。 「子どもが好きなのに。近所の店には置いていない。」。そんな声を聞き、記者が暮らす福岡市でスーパーを何店か訪ねたが「ゆかり」は置いてあっても「菜めし」を見つけることができなかった。三島食品に連絡すると、意外な答えが返ってきた。「広島菜のふりかけ『ひろし』に置き換えられているのです」 三島食品によると、「菜めし」は1981年の発売で、広島菜と京菜、大根葉の3種類の青菜(一部外国産含む)に加え、カツオの削り節粉末や昆布エキス、粉末みそなどを含む芳醇(ほうじゅん)な味が特徴。看板商品の「ゆかり」ほどではないが、一定のファンが付いている。一方、「ひろ
潮風広場に設置されている旧国鉄の客車「オハフ33」=北九州市門司区で2024年5月9日午前11時53分、反田昌平撮影 和布刈(めかり)公園(北九州市門司区)の潮風広場に設置されている旧国鉄の客車の利用を巡り、賛否が分かれている。地域活性化を目的に、客車を全面改装したカフェが5月にオープンし、週末を中心に家族連れらでにぎわう一方、鉄道ファンなどからは「歴史ある車両の価値が失われた」などと批判の声が上がる。 問題の客車は、深い茶色の外観をした「オハフ33」。車掌室を備えた車両は1948(昭和23)年製で、現存するものはわずかでファンも多いとされる。九州内を走った後、小倉北区の勝山公園に展示され、2009年に潮風広場に移された。 改装されたカフェの店内に入ると、片側にテーブルがあり、もう一方に焼きたてのパンが並ぶ。訪れた人は、パンやコーヒーを買って海を見ながら食事や友人との会話を楽しむことができ
船に載せられ、紀伊水道沖に運ばれるマッコウクジラ。この後沈められた=2023年1月19日午後2時35分、本社ヘリから 大阪湾で死んだマッコウクジラの処理費を巡り、大阪市が厳しい批判にさらされている。当初の試算額の倍以上で海運業者と随意契約。住民監査請求を受けた市監査委員が、金額ありきで契約交渉が進められた疑いがあるとして、横山英幸市長に再調査を勧告する事態に発展した。毎日新聞が入手した業者との交渉記録によると、処理を担当した大阪港湾局の当時の幹部が業者の意に沿う形で金額の引き上げを促していた。 クジラは2023年1月9日に大阪湾の淀川河口付近で見つかり、13日に死んでいるのが確認された。19日には市の依頼を受けた市内の海運業者が作業船で運び、紀伊水道沖に沈めた。緊急性のある作業だとして、入札せずに随意契約を進めた。業者はその後、市に8625万円の見積書を提出。一方、港湾局は3月初めに377
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