コンサルティング会社大手のアクセンチュアが、ITアーキテクトを募集している。技術志向のITエンジニアの注目を集めているITアーキテクトという職種だが、アクセンチュアが求めるITアーキテクトは単なる“技術者”ではない。持っている技術や知識を応用し、顧客価値を向上させる、より高度な「ITアーキテクト」を必要としているのだ。 ■注目を集めるITアーキテクト 「ITアーキテクト」といえば、技術好きのITエンジニアのあこがれともいえる職業として3~4年前から注目されるようになった。「米国では10年以上も前から、“技術分野の責任者”としてITアーキテクトの専門性を尊重してきました。当時外資系のシステムインテグレータ(SIer)にいた私はその職種に衝撃を受け、『ITアーキテクトになりたい』と思って技術を究めてきました」と語るのは、アクセンチュア シニア・マネジャーの小野沢博文氏だ。 小野沢氏は、CORB