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ブックマーク / thinkit.co.jp (5)

  • コンテナってなんだろう― 「コンテナ」の概要を知る

    コンテナ誕生までの歴史と コンテナの成長 前回に引き続き、今回はコンテナが生まれるまでの歴史とコンテナが成長してきた道のりをたどってみたいと思います。 コンテナの歴史は、1979年にchrootが誕生したことから始まります(図1)。chrootとは名前の通り「root(/)ディレクトリ(基準となるディレクトリ)を変える(change)」操作です。 操作したディレクトリ(カレントディレクトリ)に、起点となるルートディレクトリが変更されるので、以降はそのディレクトリ配下にしかアクセスできず、外側のディレクトリへはアクセスできなくなります(図2)。chrootには特権を分離してOSを保護する効果があり、主にセキュリティ強化のために用いられています。 このように、まるで外に出られないことからchroot監獄と呼ばれます。 時は過ぎて、2000年にUnix OSであるFreeBSDがOS仮想化機能F

    コンテナってなんだろう― 「コンテナ」の概要を知る
    summer4an
    summer4an 2021/05/31
  • なぜKubernetesが必要なのか?

    はじめに Kubernetesはコンテナ化されたアプリケーションの展開、スケーリング、および管理を自動化するためのプラットフォーム(コンテナオーケストレーションエンジン)です。連載では、Kubernetesを触ったことがない方でもKubernetesのコンセプトを理解し、実際にアプリケーションをコンテナ化して実行することが出来るようになることを目標としています。 ここ数年でDockerを皮切りにコンテナ技術への注目度が非常に高まり、実際にプロダクションでのコンテナ利用事例も増えてきました。プロダクション利用に耐えうるシステムを構築するにはDockerだけでは難しいため、Kubernetesに代表されるコンテナオーケストレーションエンジンとよばれるプラットフォームを利用することが一般的です。Kubernetesの他にもDocker SwarmやDC/OSなどもありますが、執筆時(2018年

    なぜKubernetesが必要なのか?
  • 電子工作シミュレータ「123d circuits」を使ってみよう!

    はじめに 前回は、テスターを使って温度センサや照度センサの電圧、周波数やデューティーの検出などを行いました。少し地味な作業でしたが、「テスターは電子工作の基中の基」なので、しっかりと解説しました。 今回からは、いよいよ実際のマイコンボード(Arduino)を使用した電子工作の解説に入りたいと思います。 Web上で電子工作をシミュレーション!「123d circuits」とは? 「電子工作」というと、こまごましたたくさんの電子部品をくっつけて、線を繋げて……というイメージを持っている人もたくさんいると思いますが、実は実際の部品やボードを使わなくてもできてしまいます。 「123d circuits」は、CADメーカーAutoDesk社が提供する簡易シミュレーションソフトです。前回で説明したような実体配線図の作成やWeb上で簡易的な動作確認(シミュレーション)ができます。 「123d cir

    電子工作シミュレータ「123d circuits」を使ってみよう!
  • DockerとLinux OSのリソース共有状況の調査

    DockerコンテナとベースとなるLinux OSとは、カーネルや様々なリソースを共有している。リソースを個別に保持するサーバ型仮想化と比較するとリソース消費量が少なく、1台のサーバ上でより多くの仮想マシンを起動させることが可能である。 コンテナ型仮想化のメリットはわかりやすいが、同時にこの特徴は、共有されているリソースをあるコンテナが大量に消費するような状況が発生した場合、ベースOSにも影響を及ぼす可能性があるという懸念を生じさせる。この懸念を払拭し問題点を明らかにするために、DockerコンテナからベースOSのリソースを消費させる試験を行い、その影響について検証した。 連載で性能評価などを行ってきた過程で、Dockerの動作は(若干ではあるが)Linuxディストリビューションごとに異なることもわかっている。そこで今回は、LinuxディストリビューションによるDockerのリソース使用

    DockerとLinux OSのリソース共有状況の調査
  • Dockerが注目されている理由を探る

    Dockerとは Dockerとは、Docker社が開発しているオープンソースのコンテナ型仮想化ソフトウェアである。Linux上でLXCLinux Container)の技術を活用し、コンテナ型の仮想環境を作成するものだ。 Dockerの主な特徴は、以下の通りである。 コンテナはカーネル部分をベースのOSと一部共有するため、リソース使用量が非常に少ない Docker社が用意しているリポジトリ(DockerHub)に、構築済みのコンテナイメージがあるので、構築作業が不要 コンテナの作成からプロダクトのインストール・設定するまでの手順を、“Dockerfile”というテキストファイルに定義できる(インフラのコード化)。このDockerfileを用いることで、Dockerが導入されている環境であればどこであっても、準備した環境を稼働させられるため携帯性が高くなる。 これらの特徴からDocker

    Dockerが注目されている理由を探る
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