記者会見に臨むボリス・ジョンソン英首相。首都ロンドンで(2020年12月16日撮影、資料写真)。(c)Matt Dunham / POOL / AFP 【12月17日 AFP】英政府は16日、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)から同国初となる子どもへの食料支援を受けたことが明らかになり、激しい批判にさらされている。 野党・労働党は、クリスマス休暇中に国内の貧困家庭約2000戸を対象に朝食を配布するための支援をユニセフから受けたことは「不名誉だ」と批判。同党副党首のアンジェラ・レイナー(Angela Rayner)氏は、「われわれは世界で最も裕福な国の一つだ」とし、「こうなってはならなかった」と述べた。さらに、英国の子どもたちが、紛争地帯や自然災害に見舞われた地域で活動する人道的慈善団体に依存する必要がないようにすべきだと批判した。 与党・保守党は以前にも、休暇中に最貧層の子ども向けに食