映画の中で「家」「ビル」「屋敷」「建物」「小屋」「住処」じたいが 重要な要素をしめる作品 おもいつくまま、、、 ノマドランド、たたり、ホンテッドマンション、パニックルーム、ホームアローン（シリーズ）、マネーピット、海辺の家、砂と霧の家、ベンジャミンバトン数奇な人生、コロンバス、ラストブラックマンインサンフランシスコ、アッシャー家末裔、アンバーソン家の人々、風と共に去りぬ、ペインアンドグローリー、パターソン、タワーリングインフェルノ、ダイハード、サイダーハウスルール、ゴッドファーザー、ガープの世界、マーラー、モホークの太鼓持ち、何という行き方！、ミナリ、南部の人、のんき大将、レッドムーン、ワンスアポンナタイムインハリウッド、悪魔の棲む家（シリーズ）、家、ゴスフォードパーク、ポルターガイスト、白い家の少女、ハウスメイド、下女、ヘルハウス、らせん会談、レベッカ、マンチェスターバイザシー、モンスタ

上野動物園に誕生した双子のパンダの 名前を公募しているというので（実際はもう終了） ボクが「メイメイ＆モウモウ」がいいと思うと妻に言うと 妻は「そんな、山羊と牛みたいな名前ダメだよ！」と馬鹿にした 「それじゃ、何がいい？」 妻「風神＆雷神」 「そんな子供たちに馴染まなそうな名前ダメだよ！」 「ところで初代パンダの名前覚えている？」 妻「リンリンランラン」 「それ双子の中国人デュオだよ、、、」 当時の人はみんな知ってたはずだけど 正解「カンカン＆ランラン」

食品卸問屋のショタール商会の社長は社業に専念するゆえ、文学や芸術への理解がないのだが、娘が結婚をしたいと連れてきた男が詩人、、、婿養子のように家に入って来たものの何もできない役立たずだとレッテルを張り、とうとう家から追い出したのだが、それとすれ違いに朗報が舞い込んだ、婿のゴンクール賞を受賞したのだ、、、社長は手のひらを返したように義理の息子を絶賛し、次回作を執筆ように急き立てるのだが、、、 芸術や文化に対する無理解、不寛容、、、大芸術家の血筋ジャンルノワールに何か思うところがあったのかもしれないね、芸術家がそんな風潮を笑って仕返ししたような一本、、、 ファーストシーンでキャメラが縦横無尽に主人公を追って動き回る、、、説明がなくても、主人公のバイタリティ溢れる活発な多忙な姿を補完するキャメラの1シーン1カットの動きで観客に伝えてしまう、、、

突然エアコンが止まった メーカーに連絡して症状を伝えると 5日後に修理に来ると言う 話しを訊いた感じでは 「恐らく部品を交換すればその場でなおるだろう」と 暑い夜を汗をびっしりかいて 5夜を根性で過ごした これで今夜から涼しく寝られると 修理の行方を見守ると 「なんだかんだ10万円ほど修理代がかかる」と、、、 それなら新品買った方が安い まずは通販最大手のＪに電話した カタログに載っていた一番安いのを注文すると 「あ、それは昨日までの価格ですから、本日だと2万円ほど高くなります」と、 「あのさ、どんどん涼しくなっていくのに、値段が上がるっておかしくない？」 と、言ったところで状況は変わりそうにない 「じゃ、仕方ない、その値段で、、、」 「それでは納期ですが」 「早くしてくれよな」 「一か月後になります」 「夏おわっちまうじゃねえかよ～」 商談不成立 後から訊いた話 Ｊは散々待たせた挙句 こ

日本でヴィンセントミネリといえばミュージカル映画の監督のイメージだが、米国ではむしろメロドラマの巨匠との認識が強い、、、それはミネリのメロドラマが日本であまり公開されなかった影響なのだろう、、、本作は、歌わないジュディーガーランドがミュージカルでないミネリと出会った記念碑的な作品だ、、、 休暇を初めてのNYで過ごす主人公、右も左も分からず駅構内を彷徨っていると、女性と接触してハイヒールの踵が折れてしまう、、、ルビッチ風でもある、いかにもボーイミーツガールな冒頭の主人公二人の出会い、、、軍に戻らなくてはいけない二日間の間に二人が結婚をする、あわただしい、時間の経過、、、原題は「THE CLOCK」映画の内容としては分かりやすいタイトルだが、あまりにも色気がないので、つけられた邦題が＜二日間の出会い＞、少し艶が出てきたが、それでもセンスは感じられない、やっつけ仕事感が滲み出てしまっているタイト

映画＜ドライブマイカー＞を観て、あまりにも良かったので、本棚の隅から昔読んだドライブマイカーが掲載されている文藝春秋を探してみたが見当たらなかったので、あらためて文庫本を買って来て読んだ、、、当時、読んだときはあまり面白いとは思わなかったが、今回読んでみてとても面白く感じた、、、 「女のいない男たち」 文字とおり女のいない男たち（女を失った男たち）が主人公になる六編から成る短編集だ、やはり村上春樹は短編がいい、、、 ＊ドライブマイカー 映画のアウトラインになった原作 亡くなった妻が他の男性たちと性行為を伴う交際をしていたことを知っていながら、 生前妻に問い詰めることがなかった男とその専属ドライバーの話 ＊イエスタデイ 生まれも育ちも東京ながら関西の出身としか思えない完璧な関西弁（大阪市内のそれ もかなりディープな地域の喋り方）を話す男と、生まれも育ちも関西ながらほぼ完璧 な標準語を話す男の

8月のマイMFM（MOST FAVORITE MOVIE）はデルマーデイヴィスの西部劇、というかメロドラマ、、、ほか、どれも良い映画でした、、、 1　去り行く男　／デルマーデイヴィス 2　スサーナ　／ルイスブニュエル 3　今晩は愛して頂戴ナ　／ルーベンマムーリアン 4　蜜の味　／トニーリチャードソン 5　ピンキー　／エリアカザン 6　疑惑の渦巻　／オットープレミンジャー 7　ショタール商会　／ジャンルノワール 8　カルメンという名の女　／ジャンリュックゴダール 9　捨身の一撃　／ジョセフHルイス 10　二日間の出会い　／ヴィンセントミネリ 10　ガタカ　／アンドリューニコル 10　ピーターラビット　／ティルグラッグ 10　アーロと少年　／ピーターソーン 次点　カーズ/クロスロード　／ブライアンフィー

パラに関しては「中止」の声は少なかったし 社会の批判的なトーンは思い切り低かったね 健常者のアスリートはどうでもいいけど 障害者に対しては気が引けるんだろうね でも、本来、 「そんなことより命だろ！」って叫んでいたポリシーとは整合性がとれないんだよね こういう時こそ真っこうから「反対」を叫ぶべきなのに オリンピックの時とは打って変わって 坂上忍もそのことにはほとんど触れなかったもんね、、、ぷっ というと、 「規模が違うでしょ」って反論する人がいるけど、 都内の規制はオリパラ共に変わりないし 海外から大勢が来ることも同じだし 同じ無観客であって 運営スタッフの数もそんなに大差ないんだよね 日本だよね、日本人だよね 障がい者のことになると批判しづらいんだよね 「命」よりも「障がい者」にネガティブな発言はご法度なんだね パラ戦士はマジ超人だよ（両方の意味で） 障がい者はネガティブ発信者たちより強

睡眠障害に悩まされていたら妻は、医師の夫にも相談できす悩んでいたが、それには相談できない理由があった、、、＜ローラ殺人事件＞＜バニーレイクは行方不明＞＜或る殺人＞＜黄金の腕＞＜帰らざる河＞サスペンスフルな演出を得意とするオットープレミンジャーだからね、そこらへんは心得たもんでワクワクドキドキしながら観られる、、、観るべし！

島津山の麓にありながら 御殿山（GOTENYAMA） を名乗る摩訶不思議はさておいて 食品工場 もともと町工場だった建物を イノベーションしてレストラン（バル？）としてオープンしたのが昨春 もろにコロナの影響を受けてしまった コロナ禍でなければ ビールでも呑みながら、美味しいものを味わいたい店だよ、、、 コロナ禍抜け出てえ～ ヘルシー食材で作られたハンバーグ弁当 う～ま～

芸能界、有名人のコロナ感染は 一般の人とは違う高い比率で感染している （いまだなにマスクなしでバー通いしているバカもいるようだし） 何度も感染する芸能人も大勢いるし 感染防止に努めているとは到底思えない 呆れるほどの感染者数だ （いまだなにマスクなしでバー通いしているバカもいるようだし） そんな中で 名前が出る人と出ない人がいる 公表を止められなかった人がいる一方で ちゃっかり、たまには自分の名前を電波にのせたい目立ちたがり屋な人もいる 一方で 名前を出したくない人、出せない人がいる ある大物ユーチューバーは コロナに感染して周りに迷惑をかけているのに 一向にその名前が表に出てこない どうしてかと思ったら コロナ感染の数日前に コロナ感染防止の広報役として 某知事と一緒にPRに務めていたのだ これは絶対に名前出せないよね～ん、、、ちょんわちょんわ～ （こんなこと書いちゃったボクちん抹殺され

キャッチコピーを付けるとするなら 「娘が母を超えるとき、悪が悪を超えるとき」って、こんな感じ しかし、伏字にしないとネタバレになっちゃうので伏せる、、、 女性版＜ジョーカー＞の趣を感じさせながら ＜101匹わんちゃん大行進＞のアニメ史上稀代なヴィラン クルエラ・デ・ビル（ダ・ビル）の若き日の物語を描いた一本 サントラが抜群にいい でも、印象的なナンシーシナトラの「ブーツ」♪がフューチャーされていない 原題「These Boots are made for walkin’」は邦題「にくい貴方」で知られる フランクシナトラの娘ナンシーのヒット曲 ＜フルメタルジャケット＞＜オーシャンズ８＞など 数々の映画で意味深に好んで使われることが多い そもそも「靴」は映画の中で 抑圧された女性のメタファーとして使われるが この曲は女性が社会に声を上げた時代に出てきた曲 女性主導の恋愛を歌詞に込め 男を翻弄す

やはりエリアカザンにハズレ無し、、、優れた差別もの、法廷ものの映画は沢山あるが、これも観ておいた方が良い部類の一本、、、 北部ではパトリシアと名乗って学校に通い、看護師なってからも白人のように過ごした黒人の血を持つピンキーが何年かぶりに故郷の南部、黒人部落に帰ってくる、、、そこには育ての親でもある祖母が待っていた、、、黒人の血が混じっているが外観はまったくの白人、それゆえ黒人からも白人からも差別を受けるピンキー、、、白人として北部に暮らしている方がラクだから、婚約者もいる北部に戻ろうとしていたところに、莫大な遺産相続の話が転がり込んでくる、、、しかし、その遺産を阻止しようと白人が裁判を仕掛け、ピンキーは逃げることなく争う決心をする、、、 サークの＜悲しみは空の彼方に＞に似た設定だが、サークが親子の葛藤にフォーカスしたのに対して、社会との葛藤にカザンは重点を置いている、、、

季節もので 桃のミルフィーユがあったので さっそく注文 ぜったい間違いのない美味しさ ハズレないキハチ、、、 う～ま～う～ま～

やっぱりピクサーって セクハラで抹殺されたジョンラセターだよね ラセターが去ってからのピクサーは 絶対的な存在でなくなったのが寂しい、、、 ディズニーに買収され ピクサーの優れた才能たちがディズニーに持ってかれ 草刈り場となってしまったピクサー もはやペンペン草も生えていない これ 日本の企業でもよくある光景 グループ企業の中でチカラを持っている中心的な会社が グループ内から才能を集めて 更に力をつけようとする、、、 クソったれディズニー！！！ ピクサーを返せ！！！ トイストーリー、、、5 バグズライフ、、、4 トイストーリー2、、、4.5 モンスターズインク、、、3 ファインディングニモ、、、3.5 Mr.インクレディブル、、、4 カーズ、、、3.5 レミーのおいしいレストラン、、、5 ウォーリー、、、4.5 カールじいさんの空飛ぶ家、、、4 トイストーリー3、、、3.5 カーズ2、、、

散歩してたら あるマンションの通路の前で足が止まった なぜなら ボクには こんな風に見えたからです、、、

1950年代後半、英国で沸き上がった「フリーシネマ」のうねり、、、低予算で制作された作品のほとんどは、大多数である労働者階級の英国という主題にフォーカスする決意を共有しており、それは彼らが、中産階級に支配された当時の英国映画産業に覆い尽くされていると感じていて、希少なシンパシーとリスペクト、そしてなかば意識的な詩的スタイルを見せた。（Wikiより）、、、その代表格でもあるトニーリチャードソンの＜蜜の味＞を今頃観た、、、いわゆる仏の「ヌーベルバーグ」や米国の「ニューシネマ」ましてや日本の「松竹ヌーベルバーグ」とも違い、どちらかといえば伊の「ネオレアリズモ」に近いが、冒頭から主人公の感情を無視した軽快な音楽を流すなど（対位法）挑戦的な独創的なチャレンジも見受けられる（でも、終始、音が五月蠅いのじゃ！）、、、 かなり年下の男と結婚する「母」、黒人の船乗りと一夜を過ごしできた子供を産む覚悟をした「

「大物ユーチューバー」とか言う、、、まるで彼ら（若者たち）にとって「大物芸能人」と同じようだ、フカキンもフィッシャーズも北島三郎（大物歌手代表）や仲代達矢（大物俳優代表）や加山雄三（歌手＆俳優代表大物）と同格なのだ、、、若者にとっての「大物」の意味はそのキャリアは含まないようだ、きっと「すごい人気者」がイコール「大物」ってことなのだろう、、、って、若者から教えてもらうまでフカキンもフィッシャーズもよく知らなかったボク、、、YOUTUBEでは「デーブ大久保」とか「プロレス」「格闘技」とか「漫才」「かまいたち」「海原やすよともこ」もしくは「動画配信されない古い映画」くらいしか見ないから、いわゆる純正ユーチューバーを見ることもない、、、それでもテレビで紹介されているのを見たことがあるが、何が面白いのか？何が大物なのか？サッパリわからなかった、、、「面白いこと言うの？」そうでもないらしい「会話が上

濱口の＜ドライブマイカー＞があまりにも良かったので、見逃していた＜ハッピーアワー＞を観ることにした、上映時間5時間18分、、、その年のキネ旬ではベストテンの上位だったが、観ている人はとても少ない埋もれがちな一本、、、 30歳代後半の4人の女友だちの最近起こった夫婦のこと、家族のこと、4人それぞれが抱える事情と仲たがいと友情、、、ストーリーの面白さでない、なのに濱口の独特の引っ張られる世界、5時間超えでも飽きることなく見せ切られてしまう世界、韓流にも、もちろんハリウッドにもない世界、あ、ホンサンス、いや、それとも違う、あ、ロメール、似てると言えなくもないが、ちょっと違う、、、独特の作風、静かさの中に力がある、、、 これ、まったく同じ内容で、コロナ渦という設定にしたらどうなるだろう？なんか、そんなことを考えた、、、、そういえば濱口、＜ドライブマイカー＞のラストでコロナ禍をほんの少し意識させた、

本年、ピクサーの最新作 海底に暮らすシーモンスターたち、その種族の子供ルカが陸に上がると人間の姿に変身した、、、人間のふりをして人々と交流をもち、やがて学校に通いたいとの願いを持つが、やがて人間達にその正体を知られてしまう、、、 人魚姫？カッパ伝説？いや、ポニョ？鱗のある体にシッポが生えているだけのキャラ、なんとも中途半端なフォルムだから、いっそのこと人魚で良かったような気もするが、その魅力のないキャラと、まるで教育テレビの幼児向けアニメ並のCGのレベルにテンション下がりっぱなしで、途中鑑賞を断念しようかとも思ったが、、、物語が進み、主人公が街に入ってからがなかなか良くなってゆく、、、街並みのデザインがとても良い、イタリアの田舎の小さな港町がとても可愛く綺麗だ、、、クライマックスの自転車レースで坂を疾走して下るシーンが見せ場で、一気に引き込まれる、、、、 キャラ、ストーリー、CG技術ともに