ブックマーク / guch63.hatenablog.com (44)

  • イタリア絶景ミステリー - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    先日はフランスの色々な土地で起きるミステリアスな事件を描いた刑事モノにハマっていたが今度はイタリアだ。邦題は”私は刑事ロボスコ”と言うヘンテコなタイトルだが主演はロリータ・ロボスコ、演じるのはルイザ・ラニエリと言う女優さんでこれまで3話が放映されている。 こうして比較して見ると同じ犯罪捜査でもイギリス、フランス、デンマーク、そしてこのイタリアと大分違う。警察署の対応から夫々犯罪捜査にあたる刑事さんの性格、諸習慣に捜査方法までかなり違うって事に、、無論それ以前に国民性の違いってのが一番大きいかも知れない、。でもやっぱり日も同じだがやれ不倫の果てに殺人だ、、相続に関連した事件に復讐、、それらは万国共通の動機って事になっている。 配信しているAXNミステリーチャンネルではこんな風に紹介されている、、; まだまだ男性が強く支配する組織の中で、チームを率いるロリータ。ロリータは卓越した専門的スキル

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    suoaei 2021/11/06
  • ”コンテイジョン”(11年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    この2011年に公開されたスティーブン・ソダーバーグ監督による感染症の恐怖を取り上げた映画はこうして全世界がコロナ禍にある中で拝見すると実にタイムリーな映画だ。公開から8~9年後に実際に世界がコロナに怯えると想像出来たのならこりゃ大変なモノだ。 これまでに同じような感染症を扱った映画はあったがコレはまさにコロナ禍の世界を捉えている気がする。劇中では”感染症”と呼ばれるだけで命名はされていないのだがソダーバーグ監督には先見の明があったとしか思えない。しかし”Contagion”をそのままカタカナにするかな?これはもっと説得力ある邦題にして欲しかった。 映画は冒頭、ドキュメンタリー風に”Day 2”から始まる、、そう、”Day 1”はエンドロールが出る頃になってやっと全ての発端、と言う事で映像での説明になっている。 出張で香港へ来ているベス(グエネス・パルトロー)はアメリカへの帰国を早めてシカ

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    suoaei 2021/11/04
  • ”ノーカントリー”(07年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    このコーエン兄弟の監督によるクライム・サスペンスは原作が翻訳出版された際には原題の”No Country for Old Man”に”血と暴力の国”と言う立派な邦題が付いていた。なのに配給元では”老人”を取ってしまい”ノーカントリー”だけで配給された。 原作が翻訳された時点で訳者もそれなりに熟考し全編を訳した結果付けられたタイトルだと思うのだが映画化されそれが公開となると動員が予想される観客の世代に合わせてしまうのだろうか?そんな例が他にも”リバー・ランズ・スルー・イット”(原作が翻訳された時は”マクリーンの川”)、”誘拐の掟”("獣たちの墓”)、等々、、。翻訳時の邦題の方が良い場合が多々ある、と思うのだが。 以前、西部劇と言うジャンルには正統古典派、アクション満載編、マカロニ、そして近代西部劇と区別出来ると書いたがこの”ノーカントリー”はまさにその近代的でしかもクライムサスペンスと言うオ

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    suoaei 2021/10/31
  • ”陽のあたる場所”(51年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    原題は”A Place In The Sun"とまさにそのまま、、陽のあたる場所である。長い間、コレは見ていると信じていたのだが始まって10分、、20分が経過しても記憶にある展開にはならない、むしろ全然未開の領域だ。って事は自分じゃ見た積りだったが見ていないって事になる。 主演はモンゴメリー・クリフト、そしてまさに美少女だったエリザベス・テイラー、劇中”私は22歳よ”と言うシャーリー・ウィンタース、監督がジョージ・スティーブンスで2時間2分と最後まで微動だにせず正座して見終わってしまった。 ストーリー自体はとても単純明快だ。ハイウェイでヒッチハイクをしている青年、ジョージ(M・クリフト)がやっとおんぼろトラックに拾われ、ある街中の工場へやって来る。守衛にいきなり社長のイーストマンに会いたいと申し出るが”あんたね、社長に会うには何年もかかるぜ、、”とつれない返事だ。でも一枚の名刺を差し出すと

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    suoaei 2021/09/10
  • 実録ジュラシック・パーク?? - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    これは遥々現地から送られて来た”ジュラシック・パーク”実写版の一コマです。主演は孫①、孫②で共演は次女、撮影は娘婿で編集が爺、っと言う訳で撮影用のスチールが届いただけで内容その他はまだ不明です、、果たして公開はあるのか??(笑)。 確か北海道にも恐竜王国とかがあると聞いたがこれらの”ジュラシック・パーク”は常設されている公園で動物園も隣接されているそうだ。 日とは違って自然がそのままに残されている様子、。余り小さい子供達は夢にでも見てうなされるんじゃないかと思いきや最近の子供はへっちゃららしい、。これも映画の影響なんだろうか? シニア世代の記憶では縫いぐるみゴジラが有楽町に現れJR線を分断、ついでに日劇も踏みつけていたっけ、、まあ実にアナログな怪獣映画だった。モスラ登場だって大きな蛾が南の島からやって来てザ・ピーナツが”モスラぁ~っや、モスラー、、”と歌っていたのを覚えているがアレだって

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    suoaei 2021/09/09
  • 007シリーズ・ベスト・テーマソング - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    1962年に最初の007映画が公開された。原題は”Dr No”だが邦題は”007は殺しの番号”とかで完全にB級作品扱いで公開された映画館だって二番館だった。後年シリーズ化された後に邦題も”007/ドクター・ノオ”と変わったがそれ以降60年間に25のジェームス・ボンド映画が制作されている。 初代のジェームス・ボンドはショーン・コネリーが演じ計6に主演、それからロジャー・ムーアになり7、間にジョージ・レーゼンビーで1撮られているがロジャー・ムーアが後任のティモシー・ダルトンにバトンタッチしたのが1987年だ。 ティモシー・ボンドはそれなりだったが妙に演技が固くて結局、2でお役目御免に、、そして登場したのがピアース・ブロスナンで1995年から4作品で007を演じている。更に初めは新ボンドが金髪か?、、と懸念されたダニエル・クレイグが抜擢され2006年に”007/カジノ・ロワイヤル”でス

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    suoaei 2021/09/08
  • ”ダンシング・ヒーロー”(92年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    これは純正オーストラリア映画で1992年に公開されバズ・ラーマンの監督の地位を確固たるものにした処女作かつ代表作品だ。恐らく公開当時、オージーで見てない映画ファンはいないだろう。原題は”Stricktly Ballroom”だが邦題は”ダンシング・ヒーロー”に、主演を務めたポール・マーキュリオは一躍、ダンシングどころかエンタメ・ワールドのヒーローになってしまった。 ウィキには、、; 両親ともにダンサーのスコット(P・マーキュリオ)は社交ダンス界のホープで、彼が次期チャンピオンだと誰もが疑っていなかった。しかし彼は大会で自分のステップで踊り、負けてしまう。母親に責められ、怒ったパートナーのリズにも去られ、それでも自分のステップは間違っていないと主張するスコットは新しいパートナーを探すことになる。 しかし新しいパートナーは決まらず、次の大会の日付が迫ってきてしまい、回りはやきもきする。そんな時

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    suoaei 2021/09/07
  • ”宇宙戦争”(19年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    これはイギリスでシリーズ制作され日ではWOWOWが配信したH・G・ウェルズが描くところのSF大作のリメイク版で合計4話で構成されている。トム・クルーズ&スピルバーグ版は05年に公開されているがアレは舞台がニューヨークでやたらとギャーギャーと叫ぶダコタ嬢だけが記憶に残っている。 このイギリス版はBBCが主導して12億円もかけた大作と書いてあるのでしっかり録画をして置いた。舞台は原作者の故郷でそれも20世紀初頭、ロンドン南西部にあるウォーキング(架空の場所?)と言う村が舞台だ。主人公はジョージと言う新聞記者、そして不倫の果てに結婚する気になっているエイミーとジョージの兄貴がメインだ。 まあストーリーの方は3足のトライポッドと呼ばれる火星からの侵略者で其処から放たれて地上に降り立つ4脚のバッタみたいなヤツが人間を刺してから人肉をってしまうと言う強敵だ。 トライポッドの容貌はトム・クルーズ

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    suoaei 2021/09/06
  • ”それでも恋するバルセロナ”(08年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    ウディ・アレン監督のラブ・コメディ(?)、最初見た時は印象的なテーマ曲が背景に流れるなかアメリカから休暇でやって来た若い仲良しのヴィッキーとクリスティーナが繰り広げる恋のさや当てがバルセロナにとても良くマッチしていると思った、。それに監督も割と判りやすい題材を丁寧に描いてウッディ監督作品の中ではトップスリーに入ると思ったものだが、、。 個人的にはスカーレット・ヨハンソンは少ない苦手女優さんだ、、此処ではクリスティーナ役で自由奔放、余り節操のない性格でのっけからバルセロナじゃスペイン男に抱かれてみたい、、などと公言している。一方のヴィッキーは(レベッカ・ホール)は婚約中、ごく真面目な性格でしっかりと将来設計を立てている。 その二人の前に現れるのがこれ又、自由を謳歌している画家のファン・アントニオ(ハビエル・バルデム)だ。たまたま二人が出掛けたレストランで出会いいきなりベッドへ誘うようなヤツな

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    suoaei 2021/09/02
  • ”暗くなるまで待って”(67年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    国内で公開されたのが1968年と米国公開から半年も後の事だった。ヒッチコック監督の”鳥”は1963年の映画で東京は丸の内にあった旧ピカデリーで公開されているが此方はその5年後に同じ松竹ピカデリーで公開された。 wait until dark オードリー・ヘップバーンがまさにアラサーど真ん中の頃だった。時系列でみると”ティファニーで朝を”(61年)、”シャレード”(63年)、”マイ・フェア・レディ”64年)の後で初めて盲目の人を演じている。ジャンルとしてはミステリーだが完全に舞台劇と言う雰囲気で”裏窓”と同じでカメラは殆ど外へ出ない。舞台はニューヨークのアパート内、それも地上階から下がった”半地下”である。 プロデューサーは夫のメル・ファーラーで彼がワーナーブラザース社と交渉し監督にテレンス・ヤングを抜擢している。興行的にはそれ程ヒットした訳じゃないようだがオードリーはアカデミー賞の

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    suoaei 2021/08/26
  • ”The Informer / 三秒間の死角”(19年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    劇場公開されているらしいが2019年の犯罪映画で2009年に”三秒間の死角”として原作が発表されている。主演はジョエル・キナマンやロザムンド・パイク、それにクライブ・オーエン等で監督はアンドレア・デイ・ステファノと言うらしい。 出だしはニューヨーク、その倉庫街の一角でピート(J・キナマン)がポーランド系悪党集団が関与した麻薬取引の場面で始まる。買い付け側の悪党がピートが質問した刑務所に収容されているハズの悪党の名前を間違えた事からこれは囮捜査の警察官だと見破られピートの仲間が撃ち殺してしまう。 ピート自身は殺人容疑で14年だかの刑務所暮らしだったが4年が経過した時にFBIの捜査で麻薬組織壊滅に協力すれば残りの年月は仮釈放してやるとエリカ(R・パイク)に促されその取引現場に居たって事が判る。 別にピートが潜入捜査をしていた刑事を殺した訳じゃないのだが”将軍”と呼ばれるポーランド人のボスは”オ

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    suoaei 2021/08/23
  • ”点と線”(07年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    原作は松清張が1957年に書き下ろした長編推理小説だが”砂の器”はこれの三年後、1960年に発表されている。映画化されたモノとしては野村芳太郎監督による”砂の器”の足元にも及ばないが原作の面白さ、そしてアリバイ作りのアイデアに関しては甲乙は付けられない。 何方も刑事が身を粉にして少ない手掛かりを頼りに足を使い広範囲に捜査を広げて行く展開は同じだが憎むべき真犯人にはそれなりの事情があり、殺人を犯さなければならなかったという点は共通している。 一昨日見たこの”点と線”は2007年にテレ朝が開局50周年を記念して企画された記念番組だったらしい。時代背景は57年で実に見事にセットを当時のままに再現しているし街並みも当時のままに再現している。その当時の風景や走る列車を見るだけでもこりゃ一見の価値はあった。 兎も角、配役陣も殆どが知った顔だし主演の鳥飼刑事(ビートたけし)や相棒になる三原警部補(高橋

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    suoaei 2021/08/18
  • ”悪の法則”(13年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    原題は”The Counselor”、で監督がリドリー・スコット、そして主演がマイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデムと何れも主役を張れる俳優さんなので見ない訳にはいかない、。 でも確か原題は記憶があるな、、それにオーストラリアじゃかなり評価が低くて敬遠したんだった気がする。この単に”法廷弁護士”を指す原題より邦題の”悪の法則”って言う方が相応しいのだが実際に内容は”麻薬カルテルの法則”って印象で”法則”と言うより”悪の掟”じゃなかろうか? ストーリーは割と単純なんだが麻薬密輸を扱ったクライム・サスペンスとしては遠く”ボーダーライン”には及ばないしやたら格言めいた事や先人の諺などが出て来て白ける、、やっぱり公開当時、映画館へ駆け付けなくて良かったよ、。 有能で成功しているカウンセラー(M・ファースベンダー)と呼ばれる法廷弁護士の

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    suoaei 2021/08/17
  • ”ハンニバル”(01年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    原作を書いたトーマス・ハリスは時系列で行けば最初に”レッド・ドラゴン”(81年)を書いている。その後、”羊たちの沈黙”(88年)、”ハンニバル”(99年)、そして”ハンニバル・ライジング”(06年)と続いた。 でも映画化に際しては最初に”羊たちの沈黙”、”ハンニバル”、”レッド・ドラゴン”、”ハンニバル・ライジンズ”となっているのだが物語の順序からいくとこの4作目がハンニバル・レクターの幼少期を描いていて来は最初に語られるべきものだ。何と言っても驚くのはハンニバルの叔父のがレディ・ムラサキと言う日人女性なのだ。 でもまあ最初に書いた原作、そして映画化も大ヒットして世界各国から賞賛されたのが”羊たちの沈黙”だったのでストーリーは恐らく後付けで構想が練られたんだと思う。続編としての良さはあるし何せ監督がリドリー・スコットだ。でもやはりこの続編はかなり怪奇的で映画化には無理じゃないか、、と

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    suoaei 2021/08/16
  • ”13F”(99年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    ナンとまあ簡単な邦題だ、、ドイツ映画らしいが原題は英語で”The Thirteenth Floor"でそのまんま、。セリフは英語だがジャンルでいけばSFになるんだろうか?でも宇宙へ行っている訳じゃないしこの地球でのお話、バーチャルで作られた世界と行ったり来たりするのでキアヌ・リーブスが主演した”マトリックス”系って事になるんだろう。 しかし考えたら制作されたのは1999年でそれからもう20年から時代は進んでいる。それにしちゃまだスマホが無い時代だと言うのにかなり斬新なアイデアで今でも充分通用する主旨で作られた映画だった。まあ個人的にはもうオレには着いて行けない世界のお話で残念ながら途中からもう訳が判らなかった、、。 原作は1964年に発表された”Simulacron-3”と言う小説でダニエル・ガロイと言う人が英語版で出版しているらしいがそんな半世紀も前にコンピューターで作動するバーチャルリ

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    suoaei 2021/08/15
  • ”エイリアン”(79年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    もう公開された時に生まれた次女がアラフォーで孫sが二人もいる、、光陰矢の如しとは言うけれど参っちまうな、確かこれはロス・アンゼルスに居た時に見ているのだが何処の映画館だったかどうしても思い出せない。まだシネコンがはびこる前だし独立系の映画館へ行ったのは間違いないのだが、。 監督はリドリー・スコットで主演はシーガニー・ウィーバーそしてSF映画としてはジャンルはホラーに近いモノがあるが歴代のSFトップ・テン入りは間違いない。何せ巨大宇宙船、ノストロモ号のなかを徘徊するエイリアンがなかなか姿を見せずそれが一体どんな化け物なのかと想像しつつグイグイと映画に引き込まれる。 主役に抜擢されたシーガニー・ウィーバーはこの映画の二年前に”アニー・ホール”に出ているがこれが初めて主役に抜擢された作品で当時は30歳と若い。この作品でのエレン・リプリー役が大当たりでその後、続編の2、そして3、4でも主演を演じて

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    suoaei 2021/08/09
  • ”クライ・マッチョ”(21年)原題 - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    うん、この映画は見ないと言う選択肢はない、。何と言ってもクリント・イーストウッド御大の主演、そして監督作品だ。元ネタはリチャード・ナッシュと言う人が書いた長編小説で1975年に出版されている。当初から映画化に際しては色々とあったらしい、、何せ最初はロイ・シェイダーやバート・ランカスター、、それにピアース・ブロスナンまで主役に抜擢されそうになったとか、。2003年には今度はアーノルド・シュワルツェネッガーを主演に、、と言う目論見もあったそうだがそれはカリフォルニアの州知事に就任した事でボツに、とどうやらこれはその背景からしても見逃せないぞ。 原題の”Cry Macho”だがさてこれは何処から来ているのか?日でも”マッチョマン”と使われるし誰かのあだ名かも知れない、、となると”泣けよ、マッチョマン”なのかな? 映画は一種のロードムービーでその昔、ロデオ乗りとして一世を風靡したマイク(C・イー

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    suoaei 2021/08/06
  • ”私は告白する”(54年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    これまたヒッチコック監督の秀作で制作されたのは1954年になっている。と言う事は主演を演じたモンゴメリー・クリフトが”地上より永遠に”でプルーイット一兵卒を演じていた年だ。この映画では苦悩する牧師さん役で他の配役、アン・バクスターやカール・マルデンが共演陣でモンティは知らずに殺人強盗犯として身柄を拘束される役柄だ。 モノクロを感じさせない映像で実に巧みな構成、そして脚が素晴らしい。題材としては日でもサスペンス劇場等の単発番組にもありそうな展開なんだがやはりヒッチコック爺は落とし何処を心得ている。それにイギリス人の割にラストはアメリカ映画風のエンディングになっているし、、。 映画の舞台はカナダのケベック、街には英語とフランス語が共存している。そんな中で一人の男が殺傷される。見ている側には犯人の顔は見えないがどうやら牧師さんの衣装をまとっているように見える。そして画面は一転、その男が教会

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    suoaei 2021/08/04
  • ”48時間”(84年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    もう37年も前に公開された映画だった、、そりゃ主演のニック・ノルティもエディ・マーフィーも若い。監督はアクション映画が多い、ウォルター・ヒルで”スティング”等の監督、ジョージ・ロイ・ヒルと勘違いしてた、、。 映画のタイトルに”時間”が付くケースは意外と多い。真っ先に思い付くのは”24時間”かな?それに”48時間”、更には”96時間”にもうちょっと長くなると”127時間”ってのもある。まあ原題も邦題も余り深く考えずに付けられるが”96時間”に関しては原題は”Taken"(拉致)がその人質を解放するまでに与えられた時間から”96時間”となっている。 この”48時間”はそれなりにヒットして続編も作られたがストーリーは非常に単純だった。舞台はサンフランシスコでケイズ刑事がニック・ノルティ、刑務所から48時間だけ保釈され警官殺しの脱獄犯逮捕に仮釈放まで残り6ヶ月と言うレジー、エディー・マーフィーを引

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    suoaei 2021/08/02
  • ”海を飛ぶ夢”(04年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

    全編スペイン語の映画で主演はハビエル・バルデム、原題は”Mar adentro”(内なる海)で英語表記だと”The Sea Inide”にそれが邦題となると”夢が海を飛んでしまう”、、編を見ればそれもありかな?でも解釈が違うし国からは文句は出なかったんだろうか? お話は実在したラモン・サンペデロの手記が元ネタでそのタイトルは”地獄からの手紙”と言う。うん、確かにそんなお話があったっけ、これは当時かなりショッキングな手記、そしてそれにまつわる裁判と顛末が報道された記憶がある。 主演のラモン(H・バルデム)は船乗りとして世界各国を回っていた。その彼が25歳の時に海へ飛び込み浅瀬だった事から顔面を海底に叩きつけ背骨を損傷、首から下が動かないマヒ状態に。それから26年が経過して献身的な介護には支えられているラモンだが自身の運命を決めるべく尊厳死を選ぶのだ。 その法廷へ直訴すべく準備を進める中で

    ”海を飛ぶ夢”(04年) - ”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も
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    suoaei 2021/07/27