ブックマーク / massneko.hatenablog.com (112)

  • 旧井上房一郎邸 群馬県高崎市八島町 - 墳丘からの眺め

    10月23日の土曜日は高崎へ、古墳ではなく建築見学。 アントニン・レーモンド(1888~1976)が手掛けた2つの建築を巡りました。 レーモンドは、オーストリアハンガリー帝国(現チェコ)生まれの建築家で、プラハ工科大学で建築を学んだ後にアメリカ移住、フランク・ロイド・ライトの事務所に入て帝国ホテル建設の際にライトと共に来日。1922年に日で事務所を開設して東京女子大学(1921)や聖路加国際病院(1928)などを設計しますが、その事務所では前川國男、吉村順三、ジョージ・ナカシマなどが働いています。 太平洋戦争前に渡米して戦後に再来日。リーダーズダイジェスト東京支社(1951:現存せず)や麻布笄町の自邸(1951:現存せず)、群馬音楽センター(1961)をはじめ多くの名建築を残しました。(Wikipediaより) その麻布笄町の自邸兼事務所を、高崎の実業家・井上房一郎がレーモンドの許可の

    旧井上房一郎邸 群馬県高崎市八島町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/11/09
  • 「これだけは見ておきたい 世界のお墓199選」 ローレン・ローズ著 - 墳丘からの眺め

    2021年7月に、国書刊行会から刊行されたです。 定価7,840円ですが、自分は図書館で借りました。 これだけは見ておきたい世界のお墓199選 作者:ローレン・ローズ 国書刊行会 Amazon 裏表紙のコピーは「世界で最も興味深く珍しい墓地への、心に残る美しいガイドブック」 199の構成は、アメリカ・カナダで100箇所、中央・南アメリカが11箇所、ヨーロッパ55箇所、中東・アフリカで16箇所、アジア・オーストラリアで17箇所。 それぞれに美しい写真と詳しい解説があり、ギザのピラミッドやタージマハル、ペトラ遺跡、兵馬俑、アイルランドのニューグレンジも載っています。 日では高野山奥の院、泉岳寺、横浜外人墓地、広島平和公園、雑司が谷霊園も紹介されていますが、なぜか「古墳」が一つも無し。 どの古墳が載っているかが楽しみでを手に取ったのですが、なぜ… 199箇所ある中で、土盛りがあるのはニュー

    「これだけは見ておきたい 世界のお墓199選」 ローレン・ローズ著 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/11/07
  • 朝光寺原古墳(の辺り) 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町 - 墳丘からの眺め

    市が尾駅近くには、南側に徒歩8分の朝光寺原遺跡(古墳跡)もあります。 住宅街の一画、南東向きの台地端斜面に残された貴重な緑。 古墳のような膨らみですがちがいます。 そのすぐ先の南東には東名高速の隔壁が。 そこから振り返って。あずまややベンチが近隣のご家族に活用されています。 検索で出た古墳マップさんをスマホで見ながら公園内をうろうろ。 朝光寺原1号墳 - 古墳マップ 1号墳としてピンが立つのはこのあたりですが… あとでグーグルマップのクチコミを読むと、公園の西150mほどにある朝光寺との間にあったものが、宅地開発で削平されてしまったようです。 公園内に説明板が立っているようですが見逃してしまいました… 横浜歴史博物館のサイトに、朝光寺原古墳群の解説と、出土した見事な武具の写真がありました。 朝光寺原古墳群出土遺物一括 | 横浜歴史博物館 弥生時代中期の環濠集落を中心とした朝光寺原遺跡の

    朝光寺原古墳(の辺り) 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/11/06
  • 市ヶ尾横穴古墳A支群(市ヶ尾遺跡公園) 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町 - 墳丘からの眺め

    10月24日の日曜日、東急田園都市線沿いの住宅街にある横穴墓を見学。 下車した駅は「市が尾」、住所は「市ケ尾」ですが、マップや現地看板が「市ヶ尾」だったのでブログではそれに合わせました。 古墳歩きをはじめた頃に当駅から徒歩20分の稲荷前古墳群を訪ねています。このときはブログタイトルも今とは違っていて(名前’s diary)非公開の備忘録。現在のタイトルにして公開したのは2014年からです。 このとき次の機会にと思っていたものが、8年経ってしまいました。 駅北口の坂を上がると厚木街道(国道246号)の歩道橋を渡ります。 丹沢山系がよく見えました。中央の富士山の山頂部分も。 旧大山街道から枝道に入り、長閑な住宅街を登っていきます。 高く盛土された市ケ尾小学校の西側に突き当たって左折。 すぐ先に「市ヶ尾横穴古墳群」のサインが。 整備された古墳公園でした。 園路の先の広場。後ろの斜面に横穴墓が残っ

    市ヶ尾横穴古墳A支群(市ヶ尾遺跡公園) 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/11/04
  • 聖天宮 埼玉県坂戸市塚越 - 墳丘からの眺め

    前回の雷電塚古墳群から1.3㎞南西にピンが立つ、「五千頭の龍が昇る聖天宮」に興味が湧いて訪ねてみました。 田園地帯に道教寺院の「天門」が出現。黄色い瓦が載る反り返る屋根の両端には龍が。 入口前の説明板。 聖天宮(せいてんきゅう) 所在地:坂戸市大字塚越 聖天宮は、中国台湾の伝統宗教、道教のお宮です。道教は中国の三大宗教(仏教、道教、儒教)の一教です。信仰は中国史に遡り、聖天宮には道教の最高神、三清道祖(元始天尊、道徳天尊、霊寶天尊)と道教の神々が祭祀されています。 聖天宮は「康國典大法師」が建立されました。大法師は、若くして大病を患いましたが「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治されました。大法師は感謝の気持ちを抱き、多くの人々にも「三清道祖」にすがれるようにお宮を建てることにしました。建立地を探していたところ、坂戸のこの地にとお告げがありました。 聖天宮は昭和56年より着工

    聖天宮 埼玉県坂戸市塚越 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/11/02
  • 雷電塚3号墳(東光寺古墳) 埼玉県坂戸市小沼 - 墳丘からの眺め

    前回の雷電塚1号墳から北に100mほどの東光寺境内に、3号墳(東光寺古墳)が残っています。 東光寺の堂。 左の裏手に高まりが見えます。 階段を上がって墳頂の祠に参拝。 祠の右手(東)側の様子。 北側の裾へ回って墳頂を。 以下はぺんさんからの孫引きです。 雷電塚3号墳は径20m・高さ2.4mの円墳ですが、古い資料には「瓢形ノ塚」と記載があり、前方後円墳だった可能性もあるようです。 かつて墳頂より石棺のようなものが掘り起こされ、そこから剣や甲冑、古銭が出土したと伝えられるとも。 雷電塚古墳-稲荷塚古墳-東光寺古墳【埼玉県坂戸市】 - ぺんの古墳探訪記 もし竪穴式の前方後円墳であれば、6世紀中頃の築造とされる雷電塚1号墳よりも古いかも知れないですね。 坂戸市による、お寺についての解説板がありました。

    雷電塚3号墳(東光寺古墳) 埼玉県坂戸市小沼 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/11/01
  • 雷電塚古墳(雷電塚1号墳) 埼玉県坂戸市小沼 - 墳丘からの眺め

    雷電塚古墳はグーグルアースでも鍵穴形がよくわかる名墳でした。 前方部の右裾側から。(雷電塚2号墳はノーチェックでした) その右裾から墳丘に上がらせていただいて、鞍部から後円部を。 後円部には祠が安置されています。 後円部振り返った前方部。右奥の青い屋根の手前が雷電塚2号墳でしょうか。 2号墳は、ぺんさんのブログの写真でご確認ください。 雷電塚古墳-稲荷塚古墳-東光寺古墳【埼玉県坂戸市】 - ぺんの古墳探訪記 雷電塚古墳の左側面周溝のカーブ。 後円部側裾の道路脇に説明板がありました。 雷電塚古墳(雷電塚1号墳)埼玉県指定史跡 鍵穴のような形をした前方後円墳です。古墳時代後期(6世紀中頃)に造られたと考えられています。ほかに幾つもの古墳が近くにあります。古墳の周りを囲む堀の跡からは、埴輪や須恵器の破片が見つかりました。 後円部の墳頂(高さ3.8m)に、「雷電社」があるので雷電塚と名がつきました

    雷電塚古墳(雷電塚1号墳) 埼玉県坂戸市小沼 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/10/31
  • 善能寺1号墳 埼玉県坂戸市善能寺 - 墳丘からの眺め

    十郎横穴墓を見た後は南へ、再び大類古墳群のそばへ戻って、大類1号墳の500mほど南東にある善能寺1号墳へ。 グーグルマップに導かれたのは公園側。柵の向こうにしっかりとした墳丘があります。 脇道から回ると鳥居が。 鳥居が向くのは南方向。 見事なしめ縄が掲げられていました。 階段を上がって墳丘上へ行くと金比羅様が祀られていました。 参拝して振り返って。 社殿の脇から見下ろす公園側。 周溝が残っている様子でした。 裾に降りて。

    善能寺1号墳 埼玉県坂戸市善能寺 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/10/23
  • 谷口家住宅 東京都中央区日本橋浜町 - 墳丘からの眺め

    昭和27年築の谷口家住宅は「料亭の姿を留めながら改装した専用住宅」だそうです。 以下が中央区サイトの解説。 前庭や待合の前室、各部屋の構成や意匠に料亭建築の特徴を良く留めている。 天井に埋め込んだ照明、何気ない障子の小窓など、随所に細やかな意匠が施されている。 料亭街であった日橋浜町の姿を今に良く伝えている。 料亭建築の姿を留めながら住宅に改装した好例で、大切に使われている。 谷口家住宅 中央区ホームページ 随所に施された細やかな意匠をぜひ拝見したいものです。 こちらの建物は車の入れない細い路地に面していたので、なかなか場所がわからなかったです。(中央区のサイトには町名までしか記されていません) 2階の張り出したところにお座敷があるのでしょう。 これまで引用してきた中央区のサイトは、平成23年から3年にわたる近代建築物調査の結果が近代建築物調査100選一覧(平成27年時点)としてまとめら

    谷口家住宅 東京都中央区日本橋浜町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/29
  • 宝田恵比寿神社 東京都中央区日本橋本町 - 墳丘からの眺め

    前回の椙森神社の250mほど西、シリーズ初回の江戸屋さんの西80mほどにある宝田恵比寿神社。 南側の「えびす通り」は当社にちなむものでしょうか。間口は狭いですが屋根が立派な社殿です。 奥の建物と一体化しています。 脇の細道も魅力的。 路地を進んだ北側は、雰囲気あふれる道でした。 看板建築も。 静岡おでんにそそられました。 定屋さんが並びます。 恵比寿神社に戻ります。神社の西側に残る建物。 えびす通りを東に進むと、モルタルファサードの並び。 小伝馬町駅近くに残る、看板建築。 三階部分と側面はトタン板で覆われていました。 水天宮通りを渡った先にあった、板壁のもつ焼き屋さん。 一軒おいて東の並びに、出桁建物が残っていました。 このシリーズ、訪ねているのは3月上旬です。 半年も経つと記憶が薄れて、ストリートビューとにらめっこしながら位置特定しています。

    宝田恵比寿神社 東京都中央区日本橋本町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/12
  • 椙森神社 東京都中央区日本橋堀留町 - 墳丘からの眺め

    前回の旧川崎貯蓄銀行から西に200mほどに椙森神社がある。 ビル街を歩いていたら、鮮やかなライトグリーンの屋根が目に飛び込んできました。 西側の道路から。右が拝殿の、左が殿の屋根。 まずは拝殿にて参拝。壁や柱の白さも目立ちます。 中央区の解説板があり、読むと現在の社殿は昭和6年の築でした。 椙森(すぎのもり)神社 椙森神社の創建は、社伝によれば平安時代に平将門の乱を鎮定するために、藤原秀郷が先勝祈願をした時といわれています。 室町中期には江戸城の太田道灌が雨乞い祈願のために山城国(京都府)伏見稲荷の伍社の神を勧請して厚く信仰した神社でした。そのために江戸時代には、江戸城下の三森(烏森・柳森・椙森)の一つに数えられ、椙森稲荷と呼ばれて、江戸庶民の信仰を集めました。 しばしば江戸城下等の火災で寺社が焼失し、その再建費用のために、有力寺社で当たりくじである富興行が行われ、当社の富も人々に親しま

    椙森神社 東京都中央区日本橋堀留町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/11
  • 旧川崎貯蓄銀行富沢町支店(ハリオグラスビル) 東京都中央区日本橋富沢町 - 墳丘からの眺め

    橋富沢町には、威風堂々とした西洋古典様式の建物が現存しています。 馬喰横山駅、小伝馬町駅、人形町駅からのほぼ中間点。 正面玄関は北東の角。 玄関左側の短辺。3階は増築部分。 2階の軒まで伸びる付け柱の上部は華麗なコリント式。 こちら側の1階入口の軒意匠もとても凝っています。 現在はHARIO株式会社の社です。 1921年の創業当初から一貫して耐熱ガラスの企画・製造・販売をおこなっている、日で唯一工場を持つ耐熱ガラスメーカーだそう。鉄製看板も味わい深いです。 https://www.hario.com/about_us.html 川崎銀行は昭和初期には八大財閥の一角を占め、グループ傘下には常陽銀行・千葉銀行(の前身)・足利銀行・明和銀行・横浜銀行(の前身)・日信託銀行・第百生命保険・日火災海上保険などを擁していましたが昭和18年に三菱銀行に合併されたそう。今は不動産管理を行う下記

    旧川崎貯蓄銀行富沢町支店(ハリオグラスビル) 東京都中央区日本橋富沢町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/10
  • 大原第5ビル 東京都中央区日本橋横山町 - 墳丘からの眺め

    清州橋通りと横山町大通りが交差する角に立つのは昭和5年築の大原第5ビル。 都営新宿線の馬喰横山駅の真上です。 角を切った部分の最上部に、凝ったテラコッタ。 このときは改装中のようでした。 下記が中央区サイトの解説。 リノベーションで生まれ変わった、昭和初期の清水組が設計施工したビル 帝都復興により施された隅切りに対応した角地型のデザインとなっている。 リノベーションにより人気ビルに再生できた好例である。 階段室等に建築当初の姿を良く留めている。 大原第5ビル 中央区ホームページ この中央部分が階段室と思われます。機会があれば拝見したいです。 ビルの南西側の一画が大規模再開発中でした。 来年6月竣工とのことだったので、そろそろ鉄骨が組みあがっている頃でしょうか。

    大原第5ビル 東京都中央区日本橋横山町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/09
  • 刷毛ブラシ 江戸屋 東京都中央区日本橋大伝馬町 - 墳丘からの眺め

    ここからしばらくは中央区の日橋の「建物シリーズ」を。 今年の2月頃にエントリしていた、築地界隈シリーズの続編です。 築地界隈の建築巡り・1 東京都中央区築地5丁目・7丁目 - 墳丘からの眺め 廻ったのは今年の3月頃でしたがネタ切れしたときのためにとっておいていました。 まさにネタ切れ寸前なので、少しづつ紹介させていただきたいと思います。 1番手は看板建築のでも有名な江戸屋さん。 2階の縦の6ラインがモダンです。それは刷毛のイメージとのこと。 竣工は大正13年。解説は中央区のサイトより。 大工職人が自由につくりあげた、老舗刷毛屋の洋風建築。 刷毛をイメージしたといわれる外観など、大工職人が自由な解釈で建てた洋風建築である。 吹き抜けの土間や天窓など、特徴的な内部空間が良く受け継がれている。 享保3年(1718)創業の刷毛屋の店舗であり、老舗の歴史を象徴する建物である。 大工棟梁、左官、

    刷毛ブラシ 江戸屋 東京都中央区日本橋大伝馬町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/08
  • 「地球の細道」 安西水丸 著 - 墳丘からの眺め

    このは2014年8月の発行。 GA JAPANで1999年1月から2014年3月(亡くなられた月)まで連載された、旅の記録93話。 安西水丸 地球の細道 作者:安西 水丸 ADAエディタトーキョー Amazon 多分まだ半分も読んでいないと思いますが時たま棚から手に取って、1話2話読んでは戻しています。 旅先は日海外とがほぼ半々。もちろんイラストが最高です。 読み終えることに意味がないだと思います。 安西水丸展では原画や直筆原稿が展示されていました。

    「地球の細道」 安西水丸 著 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/07
  • 「安西水丸展」 @世田谷文学館・東京都世田谷区南烏山 - 墳丘からの眺め

    9月20日まで会期延長になった、安西水丸(1942~2014)さんの展覧会を訪ねました。 会場の世田谷文学館では以前、自動からくり人形作家・ムットーニ(名:武藤政彦 1956~)の展示を見ましたが、それから4年が経っていました。 ムットーニ・パラダイス展 @世田谷文学館・芦花公園 - 墳丘からの眺め 正面のガラスにも安西水丸さんのイラストが。 会場内にもイラストを大きくしたパネルがあって華やかです。 土曜日の午後でしたが、ゆったりと鑑賞できました(事前予約は不要) ほとんどの方が一点一点熱心に見ておられました。 「サーフィン」は2006年の作品。 そのモデルの”モデル”も展示。 ”モデル”のほうは普通の置物なのに、それを描いた作品にはオーラが感じられるのが不思議です。 安西さんが装丁を手掛けたは数多く。 さまざまな顔のイラスト。顔嵌めで写真も撮れます。 画面に一のホリゾン(水平線)が

    「安西水丸展」 @世田谷文学館・東京都世田谷区南烏山 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/06
  • 「東京のぼる坂くだる坂」 ほしおさなえ著 - 墳丘からの眺め

    今年の5月末に刊行されたです。 東京のぼる坂くだる坂 (単行) 作者:ほしおさなえ 筑摩書房 Amazon 東京の17の坂エリアを舞台とした小説でした。 一話一話が順番に、ひとつのストーリーとしてつながっているところに、作家の手腕を感じました。 主人公は母親と二人暮らしをしている女性で、小学生のときに家を出ていった父が亡くなり、届いた遺言状に記された坂一覧を訪ねていきます。 その父は坂が好きで、一緒に暮らしていたころから何度も、あちこちの坂沿いの家に引っ越しを重ねていた、という筋書き。 1話終わるごとに手書きの坂道周辺マップがあるのですが、これが非常に良く、坂そのものだけでなく気になる建築なども描かれます。(たまに古墳も) 坂道ガイドブックとしてもおすすめのです。 取り上げられている坂は結構すでに訪ねていたので、それぞれの街並みが思い出され、小説そのものもリアルに感じられました。 未

    「東京のぼる坂くだる坂」 ほしおさなえ著 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/05
  • 葛西臨海公園の続き 東京都江戸川区臨海町 - 墳丘からの眺め

    前回のつづき。刻みました。 「クリスタルビュー」の海辺側には、おしゃれなバーベキュースポットが出来ていました。 【公式サイト】SORAMIDO BBQ(ソラミド バーベキュー) レトロバスのような構造物の奥のテントがそうです。 振り返るとお花畑。 お花畑から振り向いた「クリスタルビュー」 のっぱら斜面の下から「クリスタルビュー」 砂浜のある出島へ渡れる歩行者専用橋「なぎさ橋」も、谷口吉生の設計。 マストのような塔は、庭園の庭石でいえば灯籠にあたるのでしょうか。 橋の正面側は海辺への立ち入り禁止でしたが、左右の砂浜は監視員の方もいて、海に入っている人々も。平和な夏を感じました。 橋の上から東側、旧江戸川の対岸に舞浜地区。 手前の桟橋と岸辺の建物も谷口吉生設計です。 背面側、西方向。荒川河口の向こうには湾岸エリアのビル群が。

    葛西臨海公園の続き 東京都江戸川区臨海町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/04
  • 葛西臨海水族園展望広場レストハウス クリスタルビュー 東京都江戸川区臨海町 - 墳丘からの眺め

    東博で谷口吉生設計による法隆寺宝物館を見たのと、テレビ東京の「美の巨人たち」(8月14日)で同氏が手掛けた葛西臨海水族園が取り上げられていたのを見たことにより、8月最後の日曜日に葛西臨海公園に出かけました。 当は葛西臨海水族園の建物を撮りたかったのですが駅の改札で予約必と知り、スマホでサイトを見ると日全時間帯空き無し。 ということで水族園と同じく谷口吉生(1937~)が手掛けた「クリスタルビュー」の建物のみを。長さ75m・高さ11m。 京葉線ホームからも良く見える美しい建物。 緩やかな起伏が設けられた公園で最も高い場所に立地しています(多分) 竣工は1995年。水族園(1989)の完成後、同公園内の水上バス停留所(1993)に続けての同氏の設計です。 検索しても建物の正式名称がはっきりしませんでした。東京都の公式サイトや江戸川区のサイトには建物の説明はほとんどなく。 見どころ|葛西臨海

    葛西臨海水族園展望広場レストハウス クリスタルビュー 東京都江戸川区臨海町 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/03
  • 「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」 @上野恩賜公園 竹の台広場 - 墳丘からの眺め

    聖徳太子展へ行った際に、上野公園の噴水横広場でイベントが行われていました。 近寄ると工作機械ロボットが4台、黒い砂の面に何かを描いています。 動きはゆっくりと、優雅に。 柵の中の展示スペースに上がって見る形ですが入場は無料。 周囲で管理にあたっている人に聞くとTOKYO2020関連イベントで、このとき描いていたのは高飛び込みの様子とのことでしたが、まだ描き始めだったのか、形の把握は難しかったです。 後で検索すると、下記のサイトがありました。 ロンドンを拠点に多分野で活躍するアーティスト兼デザイナーのジェイソン・ブルージュのスタジオが制作。 日の禅庭園に見られる日文化・美術の歴史を、世界的な視野で再構成し、ロボット工学を活用して表現する。アスリートの動作を取り込んだロボットアームの動きにより、刻々と変化する禅における内相的庭園景観を作り上げ、研ぎ澄まされた精神性を映し出す。ロボット工学と

    「ザ・コンスタント・ガーデナーズ」 @上野恩賜公園 竹の台広場 - 墳丘からの眺め
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    suoaei 2021/09/02