10月23日の土曜日は高崎へ、古墳ではなく建築見学。 アントニン・レーモンド(1888~1976)が手掛けた2つの建築を巡りました。 レーモンドは、オーストリアハンガリー帝国(現チェコ)生まれの建築家で、プラハ工科大学で建築を学んだ後にアメリカへ移住、フランク・ロイド・ライトの事務所に入て帝国ホテル建設の際にライトと共に来日。1922年に日本で事務所を開設して東京女子大学(1921)や聖路加国際病院(1928)などを設計しますが、その事務所では前川國男、吉村順三、ジョージ・ナカシマなどが働いています。 太平洋戦争前に渡米して戦後に再来日。リーダーズダイジェスト東京支社(1951:現存せず)や麻布笄町の自邸(1951:現存せず)、群馬音楽センター(1961)をはじめ多くの名建築を残しました。(Wikipediaより) その麻布笄町の自邸兼事務所を、高崎の実業家・井上房一郎がレーモンドの許可の