昨日25日午前に都心を襲った FOMA の通信障害について、ドコモが原因を説明しています。そもそもは前夜、よりによって「スマートフォン契約者の増加に対応するため」導入された新型パケット交換機が、制御信号を処理しきれず輻輳(≒混雑)が発生したのが問題のはじまり。午前8時26分から、午後1時8分まで、東京都下の最大252万人が音声・パケット通信の利用しづらい状況となりました。 興味深いのは、問題の原因としてスマートフォンの人気拡大だけでなく「コミュニケーションアプリ」が挙げられていることです。スマートフォンの一部アプリは、端末を利用しない間も断続的に通信を行うため、パケット交換機側を逼迫する原因となります。特に Skype や Line のようなチャット / VoIP アプリは、はげしくリソースは食うわ、音声通話や SMS のビジネスモデルを破壊するわ、キャリアにとっては頭の痛い存在。ドコモは