近世山形の基礎を築いた戦国武将・最上義光(よしあき)が今年、400回忌を迎えたのを機に、知名度向上やイメージアップを狙う「最上義光プロジェクト」の初会合が10日、山形市大手町の最上義光歴史館で開かれた。 プロジェクトは、県職員の遠藤信博さん(40)が企画。簡易投稿サイト「ツイッター」や会員制交流サイト「フェイスブック」などを通じてメンバーを募ったところ、高校生から40歳代の男女8人が集まり、中には千葉県から駆けつけた女性もいた。 メンバーは、この日までにネット上で、それぞれ幼い頃に蔵王温泉で山賊を撃退するなどの義光の逸話や、最上家家臣の略歴を紹介。この日は初めて8人が顔を合わせ、若者や女性にも親しみやすくしようと、義光に関するグッズを考えたり、義光をゆるキャラ化するにはどんな動物をモチーフにするのが良いかなどを話し合った。「観光客にも気軽にPRできるオリジナルの駅弁を作りたい」「ずる賢いイ