東京芸術大(東京都)は2016年度入試から、音楽学部で高校2年修了時から大学に進学できる飛び入学制度を実施する方針を決めた。 音楽的な才能を早くから伸ばし、世界的に活躍できる音楽家を育成するのが目的だ。 選考は、国際的なコンクール入賞歴などの実績をもとに行い、突出した才能を持つ生徒を17歳で入学させる。募集人員は「若干名」とする見通し。同大付属音楽高校の生徒を優遇する制度などは設けず、広く一般から公募する。入学者は16年春から同大の学生として教育を受ける。 同大によると、音楽教育では早期教育が有効とされており、海外では、フランスのパリ国立高等音楽院、オーストリアのウィーン国立音楽大、アメリカのジュリアード音楽院などで10代半ばで入学しているという。
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