JavaScriptには構文体系を深く記した本がないため、トライアル&エラーしながら真摯に勉強し、それを個人的備忘録を兼ねて公開しています。今回は「値渡しと参照渡しの罠」について。 概要:数値型, 文字列型, 論理型 は「値渡し」、配列, オブジェクトは「参照渡し」。果たしてこの定説は本当でしょうか。関数型まで検証することで明らかにしたいと思います。 では、本題。1 〜 3 は当たり前のことですが、4以降の説明で意味を持つので省略せずに書くことにします。 1. 数値型の検証 var num_parent = 3; var num_child = num_parent; num_parent = 5; alert(num_child);出力結果:3 2. 文字列型の検証 var str_parent = "もともとの文字列"; var str_child = str_parent; str_