7日の東京株式市場で日経平均株価は8営業日ぶりに小幅に反発した。前日比34円48銭(0.22%)高の1万5749円84銭で終えた。前日までの7日続落で割安感が出たとの見方が浮上し、内需関連に押し目買いが入って相場を押し上げた。一方、円高・ドル安進行で輸出関連には売りが続いて上値は限られた。 日経平均は前日までの7日続落で1400円超下落していた。この日は鉄道や建設など内需株に買いを誘った。6日のニューヨーク原油先物相場が上昇し、東京株式市場では国際石開帝石など資源関連に買いが入った。一方、外国為替市場で円相場は1ドル=108円台まで上昇し、輸出企業の業績悪化懸念で日経平均は下げる場面も目立った。 7日付の日本経済新聞朝刊で「セブン&アイは中核子会社の社長交代が取締役会で提案される」と伝わり、午前にセブン&アイの株価は一時8.6%下落した。その後、取締役会での社長交代の否決と、セブン&アイの