昔から尾崎豊やザ・ブルーハーツらが歌っているように、いつの世も社会からの抑圧は若者をさいなむものです。そんな気持ちから描かれた風刺漫画「社会適合者のつくりかた」が、大きな反響を呼んでいます。 協調性を求められ、個性を抑えられながら育った主人公。いざ社会に出ようとすると…… 主人公は小さいころ、傷だらけになりながらも外で活発に遊んでいました。しかし周囲からは「女の子なんだからおしとやかに」「普通にしなよ」などと言われてしまいます。成長してからも、「お姉ちゃんだからもうできるよね」「平均点以上は取ってよ」と、どんどん「普通」や「当然」を求められていきます。 生来の明るい髪色は「黒髪が普通」と怒られ、運動部では「休まずがんばれ」「甘えるな」と同調を求められることに。それでも主人公は、無言で耐えていきます。 その後彼女は、同性のことが好きになりました。すると周囲から「おかしい」「普通じゃない」と否