個人向け国債の販売が急速に減少している。証券各社が「現金還元」の販売促進キャンペーンを相次ぎ中止しているためだ。5月発行分は前年同月比8割超少ない563億円となり、6月分も8割超の大幅減となった。1千億円を下回るのは約4年半ぶり。背景には還元後に中途換金が増え、還元資金の垂れ流しが起きていることがある。「キャンペーンの意味があまりなかった」。岩井コスモ証券の担当者はこう話す。同社は昨年末まで変
財務省が6日発表した2016年4~9月期(年度上期)の個人向け国債の応募額は1兆6293億円と前年同期に比べて52%増えた。年度上期での増加は3年ぶりで、比較可能な11年度以降で最高の応募額となった。金利が日銀のマイナス金利政策で低下した銀行の定期預金よりも高いため人気を集めた。9月単月の応募額は3434億円で前年同月に比べて2.2倍だった。個人投資家は証券会社などを通じて個人向け国債に応募。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く