2017.04.19 桜の木が薄い花の色を残して、緑に変わりつつありますね。晴れると気温も上がりますし、このまま寒くならないといいのですが、どうでしょうか。 猫さんが来院しました。 背中にビー玉くらいのコブがあります。 このようなときには、注射針を使って細胞を少しだけ取りまして、それを顕微鏡で観察します。針生検と言ったり、ニードルバイオプシーと言っています。 今回も同様に、まずは針生検を行いました。 炎症細胞と呼ばれる細胞が見られ、腫瘍を疑わせるような細胞は見られませんでした。 じきに小さくなる、このようなコブは頻繁に見ますので、今回もそうだと判断しました。 大きくなるようでしたら、また見せてくださいね。 少しでも腫瘍の疑いがあれば、決して言うことのないコメントです。 腫瘍でしたら即、手術で取ることを勧めます。 判断が確定的ではなくても、疑いがあれば、治療目的ではなくても、検査目的でも手術
