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2005年9月25日のブックマーク (1件)

  • アカデミーの官僚化と脱戦後民主主義 - 脱構築とエゴイズム | 世に倦む日日

    岩波新書『政治改革』を買って読んだのは今から12年前のことだが、これを読んだ頃から私は岩波新書を買うのをやめた。それ以前は、屋に岩波新書の新刊が並ぶと、中身も見ずに衝動買いでパパッと二、三冊をレジに持って行くということがよくあった。著者の名前など知らなくても、岩波書店というブランドで中身を信用し、価値を期待して対価を支払っていたのである。ニ、三冊を鞄に入れて、読むか読まぬかは往復の電車の中での気分次第で、棚に岩波新書の背表紙の列が増えるのは趣味として悪くなかった。が、山口二郎の『政治改革』を読んだ頃から一転した。自分が岩波書店とそのビジネスパートナーに「騙されて貢がされている」感覚を持ったからである。ブランドへの信仰が失墜した。岩波書店は、私の中では「戦後民主主義の良心と信念を持ったアカデミーの総山」のはずだった。憲法の精神で日を民主化する前衛だった。それが「政治改革」の詐術に便乗

    アカデミーの官僚化と脱戦後民主主義 - 脱構築とエゴイズム | 世に倦む日日
    synonymous
    synonymous 2005/09/25
    80年代の初頭に戦後民主主義が行き詰り始めていたことは確か。再生ではなく解体に向かったのは85年頃?