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ブックマーク / gendai.media (440)

  • 「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」(平河 エリ) @gendai_biz

    フォーシーズンズ? その日、世界中の人間が、「これは一体何の冗談なのだろう」と考えた。トランプ弁護団のリーダーであるルディ・ジュリアーニが会見を開き、「(大統領選の)票は海外で集計されている」などという、根拠のまったくない陰謀論を熱心に語っていた。言うまでもなく、彼の主張の核心は「だからバイデンの当選はおかしい、当ならトランプが当選していた」というものである。 内容も噴飯ものだったが、世間の失笑を買ったのは会見の場所だった。トランプは「フィラデルフィアの『フォーシーズンズ』で会見をする」とツイートをしていたのだから、当然、高級ホテルチェーンのフォーシーズンズ・フィラデルフィアで会見が行われるものと誰もが思っていた。 しかし……実際に会見が開かれたのは「フォーシーズンズ・トータル・ランドスケーピング」と名付けられたフィラデルフィアの造園会社の駐車場で、隣にはアダルトショップ「ファンシーアイ

    「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」(平河 エリ) @gendai_biz
  • アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    アメリカの大学で起きていること 言語学者であるスティーブン・ピンカーが、発言が差別的であると批判され、アメリカ言語学会から「除名」されかけた騒動をはじめとして、アメリカでは学生による大学教授への攻撃や特定の言論に対する抑圧が問題化している 。 その背景には、気に入らない人物の過去の発言を取り上げて集団で糾弾することでその人の社会的地位や活躍の場を奪おうとする「キャンセル・カルチャー」の風潮がある (詳細は以下の二つの記事を参照:〈「世界的知性」スティーブン・ピンカーが、米国「リベラル」から嫌われる理由〉〈一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態〉)。 発言や行動が差別的な意味が含まないように配慮する、場合によってはそうした観点から影響力のある人物の差別的な発言を批判する――こうした「ポリティカル・コレクトネス」を重視する風潮は、アメリカでも日でも加熱してい

    アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2020/11/28
    「道徳的動物日記」の人
  • 砂をめぐり住民同士が殺しあう…アフリカで起きている「砂戦争」のリアル(石 弘之) @gendai_biz

    私たちの身近にある砂は、もはや貴重な「資源」になった。コンクリートや半導体は砂なしでは作れないため、世界中で「争奪戦」が起きている。特に経済発展が目覚ましいアフリカでは、ビル建設に必要な砂への需要も大きい。新刊『砂戦争』から、砂をめぐるアフリカでの壮絶な争いついて、一部編集のうえ紹介したい。 アフリカで勃発した「砂紛争」 驚異的な人口増加が続き、都市化が進むアフリカでも、砂資源をめぐって事件が起きている。 ケーブルテレビの「ディスカバリー・チャンネル」で、サバイバルの専門家エド・スタフォードの「秘境ハンター」を観ていた。人工衛星の画像から、地上の得体のしれない地形や物体を見つけて現場を探検するという設定だ。その番組は南部アフリカのザンビア西部の草原に点在する連なった丸い大きな穴が目標だった。まるで培養器の培地の上で増殖した細菌のように見える。 私はかつてザンビアに住んでいたことがあるので、

    砂をめぐり住民同士が殺しあう…アフリカで起きている「砂戦争」のリアル(石 弘之) @gendai_biz
  • 『応仁の乱』著者が力説「富子は悪女ではなく、終戦の功労者である」(呉座 勇一)

    小学生から新学習指導要領で受験する高校生、さらには社会人までを読者対象とする、気鋭の若手研究者たちが監修した『講談社 学習まんが 日歴史』(全20巻)シリーズが好調に売れています。監修者のひとりであり、21日には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証を務めることが発表された歴史学者の呉座勇一氏は、明智光秀が「敵は能寺にあり」などとは言っていないように、日野富子は悪女ではなかったと力説します。 なんのために歴史を学ぶか 「学習まんが」というと、一般的には小中学生が読むものというイメージが強いと思います。しかし、実際にはもっと年齢が上の人たち、高校生、大学生、さらには、社会人でも、歴史を学ぶ上での導入として読まれる方がかなりいらっしゃいます。 今回、私が中世時代を監修させていただいた『学習まんが 日歴史』は、大人の読者も想定し、「学習まんが」としては知識量、情報量が多くなっています。

    『応仁の乱』著者が力説「富子は悪女ではなく、終戦の功労者である」(呉座 勇一)
  • トランプは敗れたが「アメリカのリベラリズム」が相変わらず危機と言える理由(石川 敬史) @gendai_biz

    2020年11月の大統領選挙 2020年11月の大統領選挙の最終的な結果が確定するのには今しばしの時間を要するだろうが、趨勢はほぼ決したとみて良いだろう。民主党のジョー・バイデンが史上最多の得票数でアメリカ合衆国第46代大統領に当選する。 共和党のドナルド・トランプは、司法に訴えるなどあらゆる抵抗を試みるだろうが、すべては無駄に終わるだろう。また最終的な選挙結果の確定までの過程で、我々は、アメリカのデモクラシーが終焉を迎えるのではないかという、アメリカ史上でも屈指の泥仕合の情景を目にするだろうが、これもいずれ収束するだろう。 2016年の大統領選挙では、多くのアメリカ観察者が予測を誤り、一方で2020年の大統領選挙ではほぼ彼らの予測どおりの結果となった。重要なのは2016年も2020年も選挙分析の専門家が行なった分析は、どちらも素晴らしいものであり、歴史家にとっては、等しく参照すべき「史料

    トランプは敗れたが「アメリカのリベラリズム」が相変わらず危機と言える理由(石川 敬史) @gendai_biz
  • なぜ2020年に「日本人K-POPアイドル」が急増したのか(平松 道子) @gendai_biz

    18名の日人がK-POPデビュー NI-KI、GISELLE、アヤミ、ユキ、マリン、ソウル、ショウタロウ、ユウリ、リリ、ハナ、タカラ、ヒロ、ハルト、ヨシ、アサヒ、マシホ、レア、ソラ――。 これらはすべて2020年の1年間に韓国K-POPグループのメンバーとしてデビュー、また、デビュー予定が公開された日人の活動名だ。 そして2005年生まれのNI-KIや2000年生まれのショウタロウはじめ、その多くのメンバーがZ世代だ。その数18名。2020年はK-POPアイドルとしてデビューする日人の数が驚くほど増えた年でもある。

    なぜ2020年に「日本人K-POPアイドル」が急増したのか(平松 道子) @gendai_biz
  • 「民主主義の国・アメリカ」の誕生を宇野重規が読み解く(宇野 重規)

    今年の大統領選でも民主党・共和党による熾烈な争いが繰り広げられたアメリカ。各州ごとに選挙人を選ぶ方法にも注目が集まりました。なぜ、このような政治体制と選挙システムになったのか?そして、アメリカの「民主主義」はなぜ当然のものとされているのか?政治学者・宇野重規氏は、アメリカ「建国の父」たちが来目指していたのは「民主主義」ではなかったと言います。大統領選挙を考えるためにも知っておきたいアメリカ民主主義の成り立ちについて、重版連発中の新刊『民主主義とは何か』からその一部を特別公開します。 「民主主義の国」という神話 1776年、英国の統治下にあった北米の13の植民地が独立を宣言します。 後にアメリカ合衆国の第3代大統領となるトーマス・ジェファーソンを中心に独立宣言が起草され、7月4日に大陸会議で採択されました。 とくに、「すべての人間は生まれながらにして平等である」と説き、「生命、自由、幸福の

    「民主主義の国・アメリカ」の誕生を宇野重規が読み解く(宇野 重規)
  • 「トランプ優勢」を報じ続けた「日本のメディア」、その大きすぎる問題(平河 エリ) @gendai_biz

    バイデンの勝利 2020年大統領選挙の勝者はジョー・バイデン元副大統領となった。 日時間11月8日の午前中の段階でまだ全ての開票は終了していないが、ペンシルバニア州の選挙人をバイデン候補が獲得したことで、全ての選挙人の過半数である「270人以上の選挙人」を獲得することが確実になり、一斉に米主要メディアがバイデン候補の勝利を報じた。 今回の選挙戦において、特殊な要因は2つあった。 1つ目。今回の投票率は史上空前のもので、バイデン候補、トランプ大統領の両者とも、2008年のオバマ大統領の得票を抜き、史上最多とそれに次ぐ第2位の得票となることが予想されている点。 2つ目。民主党の支持層が郵便投票を利用し、共和党がほとんど利用しなかったことで、票が開くタイミングによって(そしてそれが郵便投票なのか、当日投票なのかによって)、どちらの候補に有利な票か明確に分かれたこと。そして、選挙の序盤においては

    「トランプ優勢」を報じ続けた「日本のメディア」、その大きすぎる問題(平河 エリ) @gendai_biz
  • 「暴君」はなぜ生まれるのか、シェイクスピアが教えてくれること(北村 紗衣,髙山 裕二) @gendai_biz

    『暴君――シェイクスピアの政治学』(スティーブン・グリーンブラット著、河合祥一郎訳、岩波新書)が刊行された。シェイクスピア研究の大家である著者が、シェイクスピア作品を通して、なぜ暴君は生まれるのか、暴君とはどのような存在なのか、私たちはどうして暴君を求めてしまうのかといった問題に向き合った話題作だ。 現代的な問題意識に満ちた同書を、どのように読むことができるのか。明治大学准教授で政治思想史が専門の髙山裕二氏と、武蔵大学准教授でシェイクスピア研究が専門の北村紗衣氏が論じる(髙山氏の論考は1〜4ページ、北村氏の論考は4〜6ページです)。 「暴君」とは何者か? シェイクスピア研究の大家が解き明かす 髙山裕二 暴君の魅力と専制への階段 史上最強のハンターといえばティラノサウルスである。全長13メートルにも及ぶ最大級の肉恐竜の名前の由来は、ギリシア語のティラノス(tyrannos)とサウロス(sa

    「暴君」はなぜ生まれるのか、シェイクスピアが教えてくれること(北村 紗衣,髙山 裕二) @gendai_biz
  • 「教養のない人」がビジネス書を読むと、「命取り」になりかねない理由(読書猿) @gendai_biz

    博覧強記の読書家、読書猿。古今東西の名著で蓄えた膨大な知識を生かし、これまで『アイデア大全』『問題解決大全』などのヒット作を世に出してきた。そんな彼の新刊『独学大全』は、これまで自力で学んできた彼の考え方のエッセンスが詰まっている。独学にとどまらず、日常生活やビジネスなど様々な場面で応用可能なライフハックを、『独学大全』から紹介する。 「必要な情報を短時間で入手できる検索術」を伝授した、前回の記事はこちら 「良書」を読むためにやるべきこと 「良書を読むための条件は、悪書を読まないことだ」 ショーペンハウアー『読書について』(鈴木芳子訳・光文社古典新訳文庫) 19世紀ドイツで活躍した哲学者ショーペンハウアーの言葉だ。彼は他にも数々の金言を残したが、読書についてはこれがもっとも有名である。人生は有限でしかありえない。貴重な時間を読書に費やすからには、読むべき「良書」に注力するのが正しい選択では

    「教養のない人」がビジネス書を読むと、「命取り」になりかねない理由(読書猿) @gendai_biz
  • 「大阪都構想」の決定的なダメっぷり…大阪の「元副知事」が実態を証言する(松本 創) @gendai_biz

    元副知事が口を開いた 大阪市を廃止して4つの特別区に分割する、通称「大阪都構想」の住民投票が5日後に迫った。報道各社の世論調査では概ね賛成が反対を上回り、ABCテレビとJX通信社が10月24日・25日に行った6回目の調査では、賛成46.9%、反対41.2%となった。 賛成の理由は「二重行政の解消が期待できるから」が最も多く、次いで「大阪の経済の成長につながるから」「維新政治を評価しているから」と続く。「二重行政解消」と「経済成長」は、松井一郎・大阪市長と吉村洋文・大阪府知事をはじめ、大阪維新の会が長年繰り返してきた主張であり、他の調査でも必ず上位を占める賛成の二大理由になっている。 では、ここに根拠はあるだろうか。私見では、「二重行政」はその存在どころか定義すら曖昧であり、自治体を再編すれば「経済成長」する理由も見当たらない。132人の研究者・専門家が反対意見を寄せた「『大阪都構想の危険性

    「大阪都構想」の決定的なダメっぷり…大阪の「元副知事」が実態を証言する(松本 創) @gendai_biz
  • なぜ若者は、安倍晋三に続いて「菅義偉も」支持するのか(御田寺 圭) @gendai_biz

    「なぜ若者は自民党を支持するのか?」 「若者は自民党や安倍晋三をリベラルだと考えているというのは当なのか?」 ――などと年長者から尋ねられることが、近頃多くなった。『なぜ若者は、それでも「安倍晋三」を支持するのか』という小論を現代ビジネスでリリースしたのは、そうした問いかけに対する回答のつもりだった。だがむしろ、この記事をリリースしてからますますそうした質問を受ける機会が多くなった。 安倍政権が幕を閉じ、そのあとを引き継いだ菅政権が発足した。朝日新聞世論調査によると、やはり政権発足直後ということもあって全世代にわたって支持率は高い。しかし特筆すべきは、29歳以下、39歳以下の世代において不支持率が低いことだろう。ちなみに安倍政権末期(2020年7月)の調査でも同様の傾向がみられた。この時期になると、ほとんどの世代で安倍政権への不支持が支持を上回っていたが、そのような状況でもなお29歳以下

    なぜ若者は、安倍晋三に続いて「菅義偉も」支持するのか(御田寺 圭) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2020/10/25
    運動が足りない
  • 学術会議問題、ついにリベラル派が分裂し「内部崩壊」が始まった…!(長谷川 幸洋) @gendai_biz

    お粗末な野党への「ブーメラン」 日学術会議の会員任命問題が、なんとも見苦しい展開になってきた。政権追及の矢がブーメランとなって、追及した側に戻ってきたと思ったら、今度は「内ゲバ」まで始まった。なぜ、こうなってしまうのか。当事者たちは言えないだろうから、私が代わりに答えよう。 私は先々週のコラムで「北大事件」を取り上げて、野党や左派マスコミの追及を「やぶ蛇」「ブーメラン」と指摘した。そのうえで「赤旗報道から始まった今回の騒動は、野党と左派マスコミ、おバカ学者をそろって撃沈する結果になるだろう」と書いた(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76267)。 続けて先週は、野党が追及の矛先を政権の意思決定プロセスに変えてきた点を指摘したうえで、50年近く前の個人的な記憶を基に、「左翼の楽園」が長続きしない理由について「バリケードの中で内ゲバが始まったからだ」

    学術会議問題、ついにリベラル派が分裂し「内部崩壊」が始まった…!(長谷川 幸洋) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2020/10/24
    長谷川幸洋w
  • 菅政権の力不足が露呈…ここへきて高支持率が下がった「致命的な原因」(安積 明子) @gendai_biz

    内閣支持率が7ポイント下落 10月9日から11日まで実施されたNHKの世論調査結果に、永田町がざわついた。内閣支持率が9月の62%から7ポイントも下落したからだ。不支持率は7ポイント上がって20%になっている。 支持率下落の原因を、日学術会議問題に帰する向きもある。だがそれだけではないだろう。 菅政権はスタートから、異例の高支持率だった。 9月16日と17日に共同通信が実施した調査では、66.4%が「支持する」と答えている。日経新聞とテレビ東京が実施した世論調査では過去3番目に高い74%。19日と20日に讀賣新聞が実施した世論調査も同じ数字(74%)だ。 だが「支持」の内容は、必ずしも積極的な評価とは限らない。 讀賣新聞の調査によれば、菅義偉内閣を支持する理由の最多は「他に良い人がいない」で30%。“諸手を挙げての支持”とはいえない背景が伺える。 そもそも菅首相は総理候補の命ではなかっ

    菅政権の力不足が露呈…ここへきて高支持率が下がった「致命的な原因」(安積 明子) @gendai_biz
  • 東大教授・宇野重規が警鐘を鳴らす!独裁的指導者が望まれる危うさ(宇野 重規)

    そうだとすれば、今回の危機についても、民主主義が自らを変容させ、進化させるきっかけとする可能性を否定できません。 そのためにもまず、現在、民主主義がいかなる危機と向き合っているのかを冷静に見定める必要があるでしょう。 ポピュリズムの台頭 ポピュリズムという言葉が、世界的な話題になったのは2016年でした。大きな転機になったのは、同年6月のブレグジットです。 議会主義の祖国ともいわれた英国で国民投票が行われ、EU(欧州連合)からの離脱を決めたことは、世界に大きな驚きを与えました。 背景にはさまざまな要因がありますが、離脱キャンペーンにおいて、「EUを離脱すれば、分担金を国民保険サービス(NHS)に回せる」といった多くの虚偽の情報が飛び交い、それが投票の結果に少なからぬ影響を与えたことは間違いありません。 ブレグジットの背景としてしばしば指摘されるのが、中高年の白人労働者層を中核とする、いわゆ

    東大教授・宇野重規が警鐘を鳴らす!独裁的指導者が望まれる危うさ(宇野 重規)
  • 「脳をえぐり取った」「ヒトラー支持」…ノーベル賞の「知られざる闇」(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    今年もノーベル賞の季節がやってきた。称賛する記事はほかに任せるとして、ここでは、同賞をめぐる“知られざる暗黒面”に焦点をあててみたい。 はじめに、ドイツの物理学者、フィリップ・レーナルト(1862〜1947年)の発言を読んでいただこう。1905年の物理学賞受賞者だ。 「ユダヤ人の側からの自然研究の有害な影響のきわめつけの例は、アインシュタインの理論であって、(中略)このユダヤ人を<良きドイツ人>と考えることが、非学問上の関係においてもいかに誤ったものかを見ず、あるいは見ようともしないで、この<相対論ユダヤ人>をドイツに住みつかせたのは、なんとしてもけしからぬ話で、非難せざるをえない」(山尤『ナチズムと大学』より引用) ヒトラーを支持した「ドイツ物理学」 そう、このレーナルトは、強烈な反ユダヤ主義者でもあった。そして、アインシュタインらの理論物理学に対抗するかたちで「ドイツ物理学」を提唱。

    「脳をえぐり取った」「ヒトラー支持」…ノーベル賞の「知られざる闇」(辻田 真佐憲) @gendai_biz
  • 「育ちがいい」とトクして「育ちが悪い」と損をする、この社会の現実(熊代 亨) @gendai_biz

    「マナー指南書」が売れているワケ 『「育ちがいい人」だけが知っていること』という書籍がベストセラーになっている。 この、マナースクールの主宰者によって記された書籍はテレビや雑誌でもたびたび取り上げられ、30万部以上の売り上げを記録しているという。一方、Amazonのレビューを見ると賛否両論……というより否定的な指摘が目につく。内容が薄っぺらい、誰でも知っていることだ、くだらない、などなど、かなりの言われようである。 しかし、ベストセラーになるにはベストセラーになるだけの背景があるものである。なんらか、人々に響くものを宿していたからこそ、『「育ちがいい人」だけが知っていること』はベストセラーになったはずなのだ。少なくともそういう目で書を眺め、なぜこのが必要とされているのか考えてみる余地はあるはずである。

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    synonymous
    synonymous 2020/10/01
    だからトランプが大統領になった。
  • 麻生太郎氏が「かん内閣」と執拗に言い間違える深いワケ(週刊現代) @gendai_biz

    さあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。話題沸騰「二階劇場」第二幕の幕開けだ。神速の早業で新政権を作った81歳の男が、次に狙うは政敵排除! 威張りん坊で態度のデカい、あの人が次の生け贄だよ!発売中の『週刊現代』が特集する。 「かん」が!「かん」が! 「やってられんぜ」 顔を歪めて、苦虫を嚙み潰している男がいる。 副総理兼財務相の麻生太郎だ。 このところは日増しに、イライラと焦りが募る。 「菅と二階ごときにここまでやられるとは……」 麻生は感じている。菅(義偉)総理の誕生で閉幕したはずの「二階劇場」の、第二幕が始まっていることを。そしてそれが、自分を包囲し、徹底的にすり潰そうという、実にえげつないストーリーであるということを。 菅新政権は、史上第3位という高支持率(74%・日経新聞)を記録し、順調な滑り出しを見せている。 自民党内の派閥間のバランスを取る古典的な人事をしたにもかかわらず、世論で

    麻生太郎氏が「かん内閣」と執拗に言い間違える深いワケ(週刊現代) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2020/09/28
    もっとドロドロやってくれ~~
  • 日本はロシアに見下げられた…安倍政権が「北方領土交渉」で失ったもの(岩下 明裕) @gendai_biz

    「安倍ロス」 誰が首相になっても、いま以上の関係は作れない。これが異口同音に聞こえてくるロシアの関係者の声だ。 振り返れば、安倍晋三政権の7年8カ月、ほぼ一貫してロシアについては前のめりであった。日政治史上、稀にみる親ロシア政権が終わった。ロシアのなかの「安倍ロス」はひとしおだろう。 2012年の第2次政権以降、安倍首相は実に27回もプーチンと首脳会談に臨んだ。安倍首相がロシアに足を運んだのは9回、対するプーチンの訪日はわずか2回。特筆すべきは2016年12月の首脳会談までは実に11年の空白があったことだ。 ロシアにとって安倍政権はありがたい政権であった。 2014年、ウクライナの問題で欧米と孤立した時でさえ、プーチン大統領の機嫌を伺い、安倍首相は当時のオバマ大統領の「プーチンを信じるな」という苦言を振り切って、個人的な関係づくりにまい進する。 「G8」から除外された後も、日のおかげ

    日本はロシアに見下げられた…安倍政権が「北方領土交渉」で失ったもの(岩下 明裕) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2020/09/26
    日本は権威主義国についていこうとするといつも失敗する。腹をくくって民主主義で行くべき。
  • 『こち亀』で「訪日外国人」の描き方が劇的に変わっていた…!(稲田 豊史) @gendai_biz

    漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(1976〜2016年、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載)の40年の歴史において、「外国人」の扱いがかなり変化している。それは、平均的な日人が40年間にわたって外国人に抱いてきたイメージの変遷そのものだ──。 そう語るのは、『『こち亀』社会論 超一級の文化史料を読み解く』の著者である稲田豊史さん。日文化・世相を、警官である主人公・両津勘吉という“大衆の目線”から定点観測的に捉え続けた『こち亀』が描いてきた外国人像とは。 ※以下、△年△号=『週刊少年ジャンプ』掲載号、△巻=ジャンプ・コミックス収録巻として表記。 70年代、無邪気に「変なガイジン」をイジる 1970年代、日の多くの一般大衆にとって外国人は“ガイジン”であり、得体の知れない異星人も同然であった。映画テレビ番組で見たことがあっても、生の“ガイジン”は一度も目撃したことがない。そんな日

    『こち亀』で「訪日外国人」の描き方が劇的に変わっていた…!(稲田 豊史) @gendai_biz