ワタミグループの居酒屋「和民」で働いてた26歳の森美菜さんが過労で自殺し、遺族が会社や当時代表取締役だった渡邉美樹・参議院議員らに損害賠償を求めている裁判が、12月8日、東京地裁で和解した。ワタミ側は法的責任を認め、約1億3000万円を支払う。47NEWSなどが報じた。 この訴訟は、この裁判では、2008年6月に投身自殺した森さんの両親が、自殺の原因は会社側が安全配慮義務を怠ったためとして、ワタミ側に対し損害賠償を求めていたもの。森さんは2008年4月に、ワタミフードサービス(現ワタミ)に入社。神奈川県横須賀市の店舗に配属され、休日がほとんどないまま午後3時から平日は午前3時、週末は午前5時の閉店後も働くという長時間勤務が続き、同年6月に自殺した。