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密入国と奄美復帰史に関するsyomuのブックマーク (1)

  • 戦後60周年記念特集・七島灘を越えて/連載1

    離島住民へ強制疎開命令 昭和十九年、すでに九月も半ばを過ぎていたが、亜熱帯地域に属する大島海峡は、強烈な直射日光を浴びて金属板のような白い反射光を放っていた。光の向こうには、大日帝国海軍の軍旗を船尾に翻した駆逐艦らしい灰色の艦艇と、赤茶けた船底の部分が目立つ十数隻の小型貨物船が停泊していた。 これらの船団が長い航海の疲れを波静かな大島海峡でいやしているらしい事は、だれの目にも、それと映った。おそらく、南方方面の日軍へ軍需物資を輸送した帰路に、ここへ立ち寄ったのであろう。 大島海峡は、奄美大島と加計呂麻島が対岸に向かって互いの領域を誇示し合っているかのように複雑に湾曲しており、南北に太平洋と東支那海に通じるやや狭い感じの湾口を開けているが、ひとたび内部に踏み入ると、四周が二・三百メートル級の低い山並みに囲まれていて、広大な湖水を思わせる静寂な風景が展開している。この秀れた景観に見と

    syomu
    syomu 2009/05/24
    日韓の間に玄界灘があるように、奄美とヤマトの間には荒れ狂う七島灘がある。
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