中国・北京にある釣魚台国賓館で行われた会談で握手する、トルコのメブリュト・チャブシオール外相(左)と中国の王毅外相(2017年8月3日撮影)。(c)AFP/ROMAN PILIPEY 【8月3日 AFP】中国を訪問中のトルコのメブリュト・チャブシオール(Mevlut Cavusoglu)外相は3日、中国の王毅(Wang Yi)外相との会談後に行われた記者会見で、トルコ国内の反中国勢力を「取り除く」と表明した。 中国西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)に暮らすウイグル人への中国政府の対応をめぐり、過去には中国とトルコの間で摩擦が生じていた。だがチャブシオール外相による今回の発言は、トルコ政府の中国に対する姿勢の変化を示唆するものとみられている。ウイグル人は大半がイスラム教徒で、チュルク語系の言語を母語としている。 中国の王毅外相と北京