群馬県は1日、勤務中に県のパソコンを使ってインターネットでアダルト画像を閲覧していたとして、中部県民局の男性職員(47)を、同日付で停職1か月の懲戒処分とした。 また、管理監督が不十分だったとして、上司だった係長を訓告、課長、次長を厳重注意とした。パソコンの不適正使用による懲戒処分は初めて。 同県によると、職員は県土整備部にいた今年1月6日~3月9日、約1000回にわたり、県のパソコンを使ってアダルト画像が見られるサイトなどに接続していた。 パソコンのウイルス対策ソフトがウイルスを検知し、閲覧が発覚した。職員は「軽い気持ちで興味本位で見ていた」と話しているという。 県の懲戒処分の指針では、パソコンの不適正使用は減給または戒告だが、今回は、長期間にわたり相当回数接続していることから、停職とした。