観測場所は日本各都市からのアクセスに優れる上海を選びました。上海市街部では大気汚染の点などが指摘されておりますが、私どもでは、専門家のアドバイスを受け入念な調査を行い上海郊外約60キロの沿岸部に、観測にうってつけの場所を確保しました。 a) 何故、上海郊外? 上海は鹿児島市とほぼ同じ北緯31度に位置しており、四季ははっきりしています。梅雨は例年7月上旬には明けており7月下旬は安定した気候が期待されます。 また、大気汚染の影響が少なく、より日食中心線に近い上海南方の沿岸部で観測します。皆既時間は5分以上です。 b) 優れたアクセス 日本から上海へは東京・大阪・福岡をはじめとして主要空港からのフライトがあり、また複数の航空会社が就航しているため、参加者のご希望にあわせたフライトが比較的確保しやすくなっています。 また、東京からおよそ3時間、福岡からはおよそ1時間30分とフライト時間が短いの