新たな競争はインターネットを浄化するのに役立つ可能性がある。企業や団体が提示した課題に対してデータ・サイエンティストが解決策を競うサイト「カグル(Kaggle)」は、最新の課題を発表した。新しい課題は参加者に、有害なコメントを見つける人工知能(AI)の構築を求めている。 参加者は、「脅迫、わいせつ、侮辱、人格に対する嫌がらせなど異なるタイプの害毒」を見つけるシステムを作ることになる。新しい課題を後援するアルファベット(グーグルの親会社)のテクノロジー育成グループ「ジグソー(Jigsaw)」は、オンラインでの議論を改善する「カンバセーションAI(Conversation AI )」と呼ばれる研究の先駆者だ。カグルで3万5000ドルの賞金を得るには、ジグゾーのパースペクティブAPI(Perspective API)で構築されたシステムの結果を上回らなければならない。12月19日に提示されたこの