桜の頃には 胸 しめつけられる 桜 咲くまえに ママが倒れ パパのがん 末期で発覚 永遠に 死なないでいてくれるような そんな 親へのおもい その 護持し 護持されてきた 聖域にも 似たところ が 同時に 崩れてゆく きっと わたしも いっしょに… と 猛烈な焦燥感と 絶望 悲嘆 それらを圧し殺す そうして 笑って… あんまり というか ちっとも うまくできなかった… わたしは いつもの二対一 の 一で 追いつめられる 一で… 自分で自分を 追い込むたちで いまだに… 桜 もうすぐ 咲くなあ あれから 桜の季節 こんなにつらい 二月が つらい さらに つらい つらい二月になった… つらい春になった… シーちゃん たったひとりに ひとりぽっちに 与えられない 得られない 平和 護持僧というお坊様もいた 昔 天皇のために 天皇の からだが 病や 危険にあわぬよう 祈るお坊様 朕は 日本国民の総