連日のWeb会議で画面越しに見る同僚の顔に慣れてきた人も多いだろう。一部のWeb会議ツールでは、画像の合成によって背景を変更することが可能だ。最近では、AI(人工知能)を活用して人物画像を合成することで、自分の顔を全くの別人にして会議に参加できるという。思わぬセキュリティリスクも潜む技術だが、いったいどういうものなのか──? 人物画像を合成する技術は「ディープフェイク」と呼ばれている。Web会議でディープフェイクを利用できるツールが「Avatarify」だ。 Avatarifyを使えば、Webカメラで撮影した自分の顔部分をリアルタイムで他人の顔に変更できる。自分が表情を動かせば、合成した顔も同じように動く。他人になりすました状態で違和感なくWeb会議に参加できるということだ。 Avatarifyについては2020年4月16日、テック系メディアVICEが報じた。記事によると、プログラマーのア