歌手の華原朋美さん(34)が17日未明、東京都墨田区の「錦糸町駅北口交番」で体調不良を訴え、救急車で病院に運ばれていたことが19日、分かった。 警視庁本所署によると、華原さんは17日午前3時過ぎ、JR錦糸町駅南口から1人でタクシーに乗車。しかし、意識がもうろうとしており、受け答えができない状態だったため、運転手が近くの錦糸町駅北口交番に連れて行ったという。華原さんは「医者に処方された薬を飲んだ」と話したといい、同署は精神安定剤などによる急性薬物中毒の可能性があるとみている。 華原さんは平成7年に小室哲哉被告(50)=詐欺罪で起訴=のプロデュースで歌手デビュー。「I’m proud」などのヒット曲で日本レコード大賞も受賞したが、19年6月に所属事務所が契約解除を発表し、現在は芸能活動を休止している。