熱心な鉄道ファンに見守られる臨時列車「さくら」=20日、北九州市のJR門司港駅 05年廃止のブルートレイン「さくら」(東京―長崎・佐世保)が20日、臨時列車で復活。約10倍の抽選に当たった約180人を乗せて門司港―長崎間を走った。 14日に廃止された九州最後のブルトレ「富士・はやぶさ」の車両に、「さくら」のヘッドマークをつけた。門司車掌区の100周年を記念したファンサービスの一環だ。 富士・はやぶさの最終便にも乗ったという乗客の男性(46)は「雄姿をこの目に焼き付けておきます」。21日は、昨年廃止のブルトレ「あかつき」として帰ってくる。