深海に住むムラサキカムリクラゲ(直径約15センチ)=伊豆大島近海、海洋研究開発機構撮影深海に住むクモヒトデの仲間、キヌガサモヅル=三陸沖、海洋研究開発機構撮影イソギンチャクに近いヒドロ虫の一種、オトヒメノハナガサ=相模湾、海洋研究開発機構撮影巻き貝、ベニシボリの一種=鹿児島県の野間岬沖、海洋研究開発機構撮影ゴカイの仲間、ホネクイハナムシの一種。クジラの遺体の骨に住むのが特徴=相模湾、海洋研究開発機構撮影 日本近海は、世界の海に住む生物のうち14.6%の種が分布する種の宝庫であることが、海洋研究開発機構などの研究で分かった。バクテリアから哺乳(ほにゅう)類まで計3万3629種が確認できたという。国際調査の一環で、世界の海では約23万種が確認された。種数はオーストラリア近海をやや上回り、比較した25海域では1位だった。 研究では、日本の排他的経済水域(EEZ)内で発見された生物を洗い出した