白亜紀前期の地層から発掘した恐竜化石を基に復元した、ドロマエオサウルス類の全身骨格の模型=19日午後、福井県勝山市の県立恐竜博物館 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は19日、同市北谷町の白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層、手取層群北谷層で見つかった獣脚類恐竜・ドロマエオサウルス類の化石の全身骨格を復元したと発表した。歯の特徴などから新種の恐竜とみられている。ドロマエオサウルス類の復元は国内初。パーツの64%分がそろい、実物をほぼ完全に再現できたとしている。 発掘調査で計約160点の化石が見つかっており、同一個体のものと判明。脳を収めた骨「脳函(かん)」も国内で初めて見つかった。全長は2.3メートルで成体だという。 ドロマエオサウルス類は白亜紀前期から後期にかけて繁栄した二足歩行の恐竜で、鳥の先祖にあたり羽毛を持つのが特徴。 これまで見つかっているドロマエオサウルス類は、歯にギザギザがあ
復元された小型肉食恐竜ドロマエオサウルス類の全身骨格=福井県勝山市村岡町寺尾小型肉食恐竜ドロマエオサウルス類の想像模型=福井県立恐竜博物館提供 福井県勝山市の県立恐竜博物館は、同市内の白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層から体の6割を占める約160点の化石が見つかった小型肉食恐竜ドロマエオサウルス類の全身骨格を復元した。 化石を基にした恐竜の全身骨格標本は、国内ではいずれも勝山市内で見つかったフクイサウルス(中型植物食恐竜)、フクイラプトル(中型肉食恐竜)に続き3例目。 復元されたドロマエオサウルス類の全身骨格は全長2.3メートル。同類に多く見られる歯のぎざぎざがなかったことなどから新種とみられている。また同類の特徴である羽毛が全身にあった可能性が高いという。(西山明宏)
福井市の海岸で19日までに、ウミガメのタイマイの死骸(しがい)が打ち上げられているのが見つかった。甲長約8センチで生後数カ月とみられ、研究者によると、熱帯で生まれるタイマイの子が国内で見つかるのは珍しいという。 NPO法人「日本ウミガメ協議会」の亀崎直樹会長によると、タイマイは昨年12月、海岸に打ち上げられているのが見つかり、死後数日経過。低温による凍死とみられる。 タイマイは熱帯で孵化(ふか)した後、海流に乗って各地に分散するが、浮遊のルートやエサなど未解明な点もあり、亀崎氏は「解剖やDNAの分析を進め、生態解明につなげたい」としている。
福井県立恐竜博物館(同県勝山市)は18日、同市北谷町の白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層から、羽毛を持つ2足歩行の小型肉食恐竜「ドロマエオサウルス類」の化石約160点が見つかったと発表した。同一個体の化石で、全身を構成する骨(約270個)の6割分に相当し、全身骨格の復元が可能。東洋一副館長は「新属新種にほぼ間違いない」と話しており、学名が付けば、同じ地層で発見されたフクイサウルス、フクイラプトルに次いで、国内3頭目となる。 またドロマエオサウルス類としては国内で初めて脳を納めた骨「脳函(のうかん)」も見つかった。博物館は平成21年度で復元作業を完了させる方針。 同博物館によると、化石は1つの岩から見つかったことから、1体の恐竜のものと断定。25の骨で構成される右後足は23点の化石がそろっている。 小型肉食恐竜は、見つかった化石から全長約1・7メートルと推測。脳函は高さ3・7センチ、幅
福井県勝山市にある恐竜博物館へ行ってきました。訪れるのは二回目。*1勝山市は恐竜化石の産出地で、ここは日本最大級の恐竜博物館だそうです。 入ってすぐ、博物館のマスコット恐竜のフクイラプトルくんが雪遊びスタイルでお出迎え。以前来たのは4月か5月頃で、その時は新入生を意識してか幼稚園児の服を着ていました。どうやら季節に応じてコスチュームが変えられているようです。ペコちゃんみたいだな、君。 左の写真、上中央が入り口です。エスカレーターで一番下の階まで下り螺旋状に登ってゆく順路。下から上階と天窓の方を見上げるとすごく綺麗です。好きな眺め。前回も同じ場所から同じような写真を撮っていたような。この建物の設計は黒川紀章氏によるものだそうです。私は建築には全く詳しくないので、氏に関しては都知事選の時の様子しか存じ上げませんでした…*2 大型の動く模型や、天井まであるモニターの中のバーチャル恐竜。 岩石や鉱
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く