ブックマーク / business.nikkei.com (9)

  • 「うそつき」をめぐる奇天烈な話

    性的暴行を受けたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBSワシントン支局長の山口敬之氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、山口氏に慰謝料など330万円の支払いを命じた。 記事を読む限り、裁判所は伊藤さんの側の主張をほぼ全面的に認めている。 一方、山口氏は「伊藤さんに名誉を棄損され、社会的信頼を失った」などとして1億3000万円の損害賠償や謝罪広告を求めて反訴していたが、棄却された。判決では「(伊藤さんが)自らの体験を明らかにし、広く社会で議論をすることが性犯罪の被害者をとりまく法的、社会状況の改善につながるとして公益目的で公表したことが認められる。公表した内容も真実である」としている。 判決のこの部分には、万感がこもっている。 いや、裁判官が判決文の中のカギカッコで囲われた部分を書くに当たって、万感をこめていたのかどうかは、正直なところ、わからない。 ただ、

    「うそつき」をめぐる奇天烈な話
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    t714431169 2019/12/22
    “21世紀の日本人は、性被害をもたらす加害者にはとても厳しい。それだけ、性的に潔癖な人々になりつつあるということなのだろう。良いことなのか悪いことなのかはともかく” ここにちゃんと視点がいくのは良い。
  • 原発を造る側の責任と、消えた議事録

    原発を造る側の責任と、消えた議事録
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    t714431169 2018/03/15
    科学ならなんでも正義マンのこの人ですらこうなのか。まあ、エンジニアを責める内容じゃなければ筆もノるか。
  • 小池劇場、どんでん返しは必ず起こる

    「今がチャンスだ」と解散総選挙に踏み切った安倍晋三首相だが、その後、いくつかの誤算が生じてしまった。 安倍首相が解散を表明したその日、小池百合子東京都知事は国政新党「希望の党」を立ち上げ、自らが代表に就任すると発表した。その瞬間から、メディアもインターネットも小池一色に染まり、安倍首相の存在は一気に霞んでしまったのだった。その「小池劇場」も先を見通せない状況だが、依然として主役は小池氏である。 小池氏は、非常にカリスマ性を持った人物だ。存在自体が「ビジョン」になってしまう。その証拠に、7月2日の東京都議会選挙では、名前も知られていない、どういう人物かも分からない、実績もない人たちが「都民ファーストの会」の候補者になり、ただ小池氏に率いられるという理由だけで49人も当選してしまった。一方、自民党57議席からは23議席に激減。都民ファーストが圧勝した。 当時、小池氏は、東京都をどうするのかとい

    小池劇場、どんでん返しは必ず起こる
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    t714431169 2017/10/07
    どうかな。キャリア通してだと「負け」も多いし、安倍さん橋下さんと比べると情勢判断も下手で格下という印象だけども。
  • 「シルバー民主主義」の注意点

    今回も、高齢者の話をする。 退屈そうだと思った人は、別の記事に進まれるのがよろしかろう。 そのほうが、お互いに無駄な時間を使わなくて済む。 人生の時間は有限だ。 大切なのは何をするかではなく、何をしないかであり、より実効的な指針は、どこかにあるかもしれない有意義な文章を探しに行くことではなく、目に前にある無駄なテキストを読まないことだ。 では、ごきげんよう。 「シルバー民主主義」という言葉をはじめて聞いたのは、5年ほど前のことだったろうか。 初出のタイミングについて、私は、正確なところを知らないのだが、ともあれ、この言葉が、数年前までは、わりと単純に「高齢者の政治的発言力が高まる傾向」ぐらいな意味で使われていたことは、なんとなく記憶している。 背景となっていた理屈は、人口構成に占める高齢者の割合が高まりつつある流れを反映して、選挙や世論調査において、高齢者の影響力が増し、ために、現実の政治

    「シルバー民主主義」の注意点
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    t714431169 2017/07/30
    どうしてもグループ分けしたいなら世代なんかより階級で分けろよ、という思い。そもそも年寄りも言うほど選挙行ってないよなーw
  • 東芝存続には、WHの“破産”以外に道はない

    東芝は3月14日に1カ月遅れで決算を発表し、米原発事業について7000億円規模の損失を計上する見通しだ。だが米ウエスチングハウス(WH)が手掛ける建設工事が難航すると、さらに数千億円規模の損失が発生するリスクが出てきた。米連邦破産法11条の申請が現実味を帯びてきた。 「損失が7000億円程度で済むと思ったら大間違いだ」 米ウエスチングハウス(WH)に駐在経験のある東芝関係者は、匿名を条件にこう打ち明けた。 「米国の原子力発電所を作るのにどれだけコストがかかるのか、経営陣ですら分かっていないだろう」 再び寄せられた数十人からの内部告発 東芝は3月14日、1カ月延期していた2016年4~12月期連結決算を発表する予定だ。事前の予想通りなら、米国の4基の原発建設プロジェクトに関して7125億円を減損損失として計上することになる。2月14日の記者会見では「現時点からプラントが完成するまでのコストを

    東芝存続には、WHの“破産”以外に道はない
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    t714431169 2017/03/18
    ちょっとばかし東芝に都合の良い展開になっており、日本人向けの読み物という感じはある。
  • 「教育勅語」を愛する人々

    3月14日、ということは、いまこの原稿を書いている現時点から数えて2日前に相当するのだが、その3月14日に開かれた会見の中で、文部科学大臣の松野博一氏が、不可思議な見解を漏らしている。 松野大臣は、教育勅語について、憲法や教育法に反しないような配慮があれば「教材として用いることは問題としない」と表明したのだ(こちら)。 なんとまあ不用意な発言ではあるまいか。 念のために解説すればだが、教育勅語は、既に効力を失った教材だ。 というよりも、教育勅語は、単に効力を失ったのではなくて、より積極的に、教育現場から「排除」され、「追放」された過去の亡霊だ。歴史上の悪夢と申し上げて良い。 事実、この勅語に関しては、「憲法の理念に反する」として1948年に衆議院で「排除決議」が採択され、あわせて参議院でも「失効決議」が採択されている。 してみると、このたびの松野大臣の発言は、一旦国会の場で、「憲法の理

    「教育勅語」を愛する人々
    t714431169
    t714431169 2017/03/17
    「ジャンプ(オタク文化)を巻き込むな、一緒にするな」とか言い出す奴が出てくる、に10000ペリカ。
  • 枝野氏だからこそ語れるシン・ゴジラのリアル

    日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を展開しています。※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 ゴジラが日に上陸して都市を破壊するという未曾有の危機に、政府や官僚たちはどう対応するのか――。映画の中ではそれらの動きがリアルに表現されている。映画製作に際し、その再現のために制作陣が取材した人物の一人が、枝野幸男衆議院議員だ。 「3.11」では巨大地震と大津波、原子力発電所の爆発事故という想定外の災害に際し、内閣官房長官として政府中枢の立場で対応した過去を持つ。災害時における政府の究極のリアルを知る枝野氏は、ゴジラという虚構を通した映画をどう見るのか。 (聞き手は白壁 達久) 枝野幸男(えだの・ゆきお) 1964年栃木県生まれ、52歳。87年東北大学法学部を卒

    枝野氏だからこそ語れるシン・ゴジラのリアル
  • 誘拐事件の“見世物小屋報道”について(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン

    行方不明になっていた埼玉県朝霞市の女子中学生が2年ぶりに保護された事件の全容は、いまのところまだよくわかっていない。 よくわかっていないことがその通りなのだとして、この事件を、果たして、当事者でない私たちがよくわかるべきなのかどうか、私には、そこのところがよくわからない。 まわりくどい書き方をしてしまった。 つまり、何を言いたいのかというと、私は、こういう事件が起こる度に、事件の詳細を報じることに果たして公共性があるのかを、いつも考えこんでしまうということだ。 既に、事件の背景や細部について、あまりにも多くの憶測が垂れ流され、必要以上にあけすけな推理や分析がやりとりされている。個人的には、被害者の少女が無事に保護され、容疑者の身柄が確保された旨が既に報じられている以上、これより先の報道はとりあえず不要なのではあるまいかと考えている。 容疑者を犯行に至らしめることになった文化的な背景や、監禁

    誘拐事件の“見世物小屋報道”について(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン
  • AIの「人間超え」、その時トップ囲碁棋士は

    AIの「人間超え」、その時トップ囲碁棋士は
    t714431169
    t714431169 2016/03/21
    将棋については人類が最適解近辺にたどりつけてたらしいのに比べて、囲碁は人類が勘違いし続けてた感満載なのがすごかった
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