こんにちは。Rubyを作りながらRubyを学ぼうという連載企画、第3回です。第1回と第2回では、Rubyインタプリタとは何か、Rubyでプログラムを書いて動かす方法、そして「変数」「分岐」という基本的な言語機能について学びました。 ここで、ちょっと根源的な質問について考えてみてください。 プログラミングとは、いったいなんなんでしょう? この質問の答えは、どういう話をしているかによって、かなりいろいろなものが考えられます。 とはいえ、ものすごくざっくりとした答えとして、「プログラミングとは『何かを都合よくいじること』である」というものがありえるでしょう。 ゲームのプログラムなら、「何か」に相当するのはキャラクターとか弾とかで、その状態をプレイヤーの操作などに応じて変化させていくことでプログラミングします。 前回の記事で書いたプログラムで「何か」に相当するのは、「数」や「文字列」です。それらを