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京都大学学術情報メディアセンター センター長 岡部 寿男 2021年12月14日 17時32分 から 2021年12月16日 12時43分にかけて,スーパーコンピュータシステムのストレージをバックアップするプログラム(日本ヒューレット・パッカード合同会社製)の不具合により,スーパーコンピュータシステムの大容量ストレージ(/LARGE0) の一部データを意図せず削除する事故が発生しました. 皆さまに大変なご迷惑をおかけすることになり,深くお詫び申し上げます. 今後,再びこのような事態の生じることのないよう再発防止に取り組む所存ですので,ご理解をいただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします. ファイル消失の影響範囲 ・対象ファイルシステム: /LARGE0 ・ファイル削除期間:2021年12月14日 17時32分 ~ 2021年12月16日 12時43分 ・消失対象ファイル:2021年12
はじめに チーム開発でシェルスクリプト(特にBash Script)を書く際に守るべきルールをまとめます。 シェルスクリプトのコードレビューをする際等にお役立てください。 スクリプト名 -区切りの小文字英数字(いわゆるkebab-case)をつける。拡張子は.sh. これは特に理由があるわけではないので_区切りでもよいし、チーム内にzshやfish等の他Shell愛好家がいる場合は拡張子は.bashでも良い。どちらにせよチーム内では統一しておかないと混乱の元となる。 改行コード LFを使用する。CRLFだと動作しないので書く際に間違うことはないが、Windows上のgitのautocrlf設定によってはご丁寧にCRLFでチェックアウトされてしまう。 避けるためにはgit config --global core.autocrlf inputとするか、.gitattributesをレポジトリ
なんて操作をしたあと、そのディレクトリにcdしたい場合ってまれによくありますよね。 どんなやり方があるか考えてみました。 1. コピペする そのまんまですが、これをやりたくなくてこの blog を書いてます。 2. TAB 補完で頑張る これも無いわけではないですが、間違えたりすることを考えると正直あんまりやりたくないです。 3. 上矢印キーで前コマンドを呼び出し、右矢印キーで先頭に戻ってmkdirをcdに書き直す よく見る方法ですが、もうすこし少ない手数でできないでしょうか。 4. 上矢印キーで前コマンドを呼び出し、Ctrl-Aで先頭に戻ってCtrl-Dx5 のあとにcd BASH のキーバインドはデフォルトだと emacs モードなので、このやり方が出来ます。 でもまだちょっと手数が多いですね… 5. 上矢印キーで前コマンドを呼び出し、Ctrl-A → Alt-F → Ctrl-W →
以前、bashスクリプトをテストする仕事に取り組んだことがあります。最初、Pythonユニットテストを使うことにしましたが、プロジェクトに外部技術を持ち込むのは気が進みませんでした。そこで、仕方なく、悪名高い bash で書かれたテスト用フレームワークを使いました。 既存ソリューションの概要 手に入るソリューションを探してGoogle検索しましたが、選択肢はほんの少ししかありませんでした。そのうちいくつかについて、詳しく見ていきましょう。 重要になるのは、どんな基準でしょうか? 依存関係: bass のテスト用フレームワークを選ぶときに、 python 、 lua などのシステムパッケージも一緒に引きずり込むのは嫌ですね。 インストールの難しさ:継続的な開発の実装とTravis CIでの継続的な統合も仕事の1つだったので、私にとってインストールにかかる時間と手間数が妥当だということは、重要
はじめに 以前書いたエントリー、重大な脆弱性(CVE-2017-5932)で少し話題になったbash4.4の補完機能の便利な点で、bash4.4からでないとタブの補完機能のソート処理が制御できないという問題について、ソースコードレベルで調べた結果をまとめていたのですが、bashの実装そのものを深く掘り下げ過ぎてしまい、内容が膨大になったので、何回かに分けて書こうと思います。 今回はbashが起動されてからインタラクティブモードでキーボードの入力を待ち受けるまでのお話です。普段使っているbashがどのような処理を行っているのか一緒に覗いてみませんか? 検証ソースコード Bash version 4.1.0(1) release GNU bashの生誕 bashのプロセスが起動されるのはOSへのログイン時にユーザーのログインシェルがbashに設定されている場合、あるいはログイン後に明示的にba
自分用にメモしておく コマンド実行 CMD1; CMD2, CMD1 && CMD2 ;はCMD1の結果に関わらずCMD2も実行される &&はCMD1の結果が正常な場合のみCMD2が実行される CMD1 || CMD2 - 失敗時に後続コマンドを実行する CMD || printf "%b" "MSG"でエラーメッセージを表示する エラーメッセージ表示後exit 1したい場合 = CMD || { printf "%b" "FAILED.\n" ; exit 1 } CMD || printf "%b" "FAILED.\n" ; exit 1と波括弧無しで書くと期待通り動作しない(CMDが成功時もexit 1してしまう) CMD & - バックグラウンド実行 CMD &で[1] 4592のようにジョブ番号とプロセスIDが表示される killしたければkill %ジョブ番号 か kill
B! 109 0 0 0 ちょっと前にWindowsがBashをサポートする と言う発表をして、今年の夏頃からサポートしたバージョンがWindows 10のアップデートで配布される 予定です。 現時点でも Windows Insider Program に参加することで現在進んでいるプロジェクトを先取りして使うことが出来、 その中にこのBashのサポートも既に含まれているので ちょっと使ってみました。 途中、インストールで躓いたところとかもあったのでその辺もメモしておきます。 Windows 10 Anniversary Update Run native Bash on Ubuntu on Windows Windows Insider Programへの参加 Insider Previewの入手、インストール Windowsのバージョンの確認 デスクトップに表示が出る? 開発者向け機能
マイクロソフトのハンセルマンのBlog: Developers can run Bash Shell and user-mode Ubuntu Linux binaries on Windows 10 Ubuntuの中の人のBlog: Ubuntu on Windows — The Ubuntu Userspace for Windows Developers この2つのBlogで実態が明確になったのでまとめてみます。 使用可能になるOSまもなくリリースされる予定のWindows 10 ”Anniversary” アップデートで使用可能になります。このアップデートで、開発者向けの機能として追加されます。 機能の追加で、Windowsの設定で開発者モードを有効にすると使用できるようになります。これでネイティブなユーザー モードのLinuxシェルが使えるようになり、bashを起動するとWind
[速報]マイクロソフト、BashシェルをWindowsに搭載。Emacs、VT100などサポート。Build 2016 マイクロソフトは開発者向けの年次イベント「Build 2016」を米サンフランシスコで開催しています。初日の基調講演では、Windows 10が登場して1年を記念した大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」を発表。 その中で、UNIXやLinuxで使われているシェルの1つ「Bash」がWindowsに搭載されると発表がありました。 本物のBashがWindowsで走る Kevin Gallo氏。Corporate Vice President, Windows and Devices Group。 Bash on Windowsを発表する。 これは本物のBashだ。仮想マシンでもクロスコンパイルされたツールでもなく、ネイティブのUbu
Bash でシェルスクリプトを勉強していくと出会うのが : (コロン)という名前の組み込みコマンド。このコマンドは何もしないコマンドです。 こんなコマンドの存在は不思議だなと思う反面、C言語にも void という型があったり(関数のような形で存在するのは JavaScript とかですね)、LaTeX にも \relax があったり、何もしない命令というものは機械語の NOP からある普通のものです。 この Bash の : の使い道についてまとめてみました。 何か書かなければならないところに仮置きする 例えば「ここに制御構造を置くんだけど、この節に入るものは後で書くんだけどな〜」といった場合、制御構造の節の中に何も書かないと Bash は構文エラーとなります。
なぜStackOverflowか Upvote/Downvoteの仕組みにより、自然とベストプラクティスが蓄積されている 世界中のプログラマの目に晒されているため質が高い 答えが幾つか出されているため視野が広がる・一つの手法に固執することがない 英語の勉強にもなる StackOverflowのおすすめの見方 質問はまずしっかり理解する それに対する答えを比較してみて、なぜそう動くのかを考える コメント欄はFont Size的には小さいが、かなり濃いコメントが書かれていることが多いので暇なら目を通す 10. Looping through the content of a file in Bash? ファイルの内容をループで取得するためのベストプラクティス。 (2015/10/23 : 本節修正しました。@heliac2000 さん、@kawazさん、ありがとうございました。詳しくは本記事コ
B! 93 0 0 0 シェルスクリプトで行数を数える、と言った場合に、 勝手に付けられたりする最後の行の改行コード等が 振る舞いを変える事があるのできちんと把握しておこう、と言う話。 以下は特に明記して無ければMacでBash 4.3.32での作業。 Zshは5.0.5です。 ですが、特に明記してないところでの作業については Bash/Zsh、GNU/BSDの区別無く使える、としているものです。 wc -l grep -c ‘’ 外部コマンドを使わずに数える while 配列化 ()を使った普通の配列化 Bash: readarray Zsh: $f まとめ wc -l ファイル等の行数を数える、と言ったらまず思い浮かぶのがwc。 行数、単語数、文字数を数えてくれるコマンドで、-lで行だけを数えます。 $ printf "$value" | wc -l 5 $ wc -l file.tx
Windows ユーザのごく一部には、コマンドプロンプトが無いと生きられない民族がいます。そしてその民族の一部には cygwin や msys bash 等といった、サードパーティなシェル(powershell?何それ聞こえなーい)を使いたがらない種族もいます。 私もその種族なのですが、今日はそういった世界中のWindowsエンジニアの中でも数パーセントしかいないであろう人達にとって便利なTipsを紹介したいと思います。(オマケでbash連携もあるよ) lestrrat/peco - GitHub https://github.com/lestrrat/peco 以前、私も同じようなツールとして gof というのを作りましたが、peco はこれをもっと簡素に、もっとカスタマイザブルにした物になります。 一見、UNIX でしか動作しなさそうに見えますが、gof ど同様に Windows でも
シェルスクリプトの中で、スペース区切りもしくはタブ区切りのレコードを扱うことがよくあると思います。 たとえば、前回のエントリ「AWS CLIとjqを使って、AWSのELBボリュームがアタッチされているEC2インスタンス名を出力するワンライナーを書いた - 双六工場日誌」のスクリプトの出力は以下のようになります。 i-ec56a9f5 vol-07d00601 servername i-ec56a9f5 vol-8f550991 servername このようなレコードの特定の列を取り出して、処理する際にどうするのが効率的か、というのがこのエントリのお題です。 非常に古い話題なので、昔からシェルスクリプトを書いている人には自明な話ではありますが、最近、シェルの標準機能の話を聞く機会がなく、失われつつある技術になってきている気がしているので、改めて確認ということで。 例として挙げたレコードから
※(2014/10/1 追記) 脆弱性の番号を誤って CVE-2014-6721 と表記してしまっていました 正しくは "CVE-2014-6271" です 失礼致しました ※(2014/10/7 追記) 2014/10/7 14:00時点で Shell Shock への修正パッチは6個 公開されています 既に対応済みのシステムでもパッチの漏れがないか注意してください シェルに脆弱性が見つかったらしいです このコマンドを実行すると脆弱性があるバージョンかのチェックができるようです $ env x='() { :;}; echo vulnerable' bash -c "echo this is a test" 以下のように表示されたらアウトです vulnerable this is a test どうやら、このコマンドが正常に実行できるというのがこの脆弱性の正体らしく、 echo vuln
rm -rf remains rm -rfの後に残りしもの 遊びのために、筆者は新しいLinuxサーバーを立ち上げて、rootでrm -rf /を実行して、何が残るかをみてみた。どうやら、今のrmというのは筆者のようなアホを相手にしなければならない未来に生きているようなので、実際に実行するには、--no-preserve-rootをつける必要があった。 # rm -rf --no-preserve-root / かかるおろかなる行為の後では、 /bin/ls /bin/cat /bin/chmod /usr/bin/file のような、偉大なるツールのたぐいはみな消え失せてしまった。まだ、ssh接続とbashセッションは生きているはずだ。つまり、bashの組み込みコマンドであるechoとかは残っているということだ。 Bashマクガイバーたれ root@rmrf:/# ls -bash: /
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