ヨルダンの首都アンマンで、イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されたモアズ・カサスベ中尉の解放を訴える集会に参加した中尉の妻(中央)ら(2015年2月3日撮影)。(c)AFP/KHALIL MAZRAAWI 【2月5日 AFP】エジプト・カイロ(Cairo)にあるイスラム教スンニ派(Sunni)の最高権威機関アズハル(Al-Azhar)は4日、ヨルダン軍パイロットのモアズ・カサスベ(Maaz al-Kassasbeh)中尉を焼殺したとする動画を公開したスンニ派過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の戦闘員について「殺害か、はりつけの刑に値する」と激しく非難する声明を出した。 アズハルのアフマド・タイイブ(Ahmed al-Tayib)総長は、カサスベ中尉殺害を「臆病な行為で、ひどく失望した」とコメント。「彼らのような、神と預言者(ムハンマド)に歯向かう堕落した迫害者