国内フリーエージェント(FA)権を行使した西武・浅村栄斗内野手(28)が楽天に移籍する意思を固め、近く決断することが19日、分かった。今季、打点王を獲得する活躍で10年ぶりの優勝に貢献したレオの主将は同日、オリックスに断りの連絡を入れ、西武との最終交渉に臨んだが、野球選手としてのさらなる成長を求め、杜の都に戦いの本拠を移す。 西武を引っ張ってきた浅村が、野球人生のネクストステージに楽天を選ぶ。この日午前、交渉を望んでいたオリックスへ断りの連絡を入れ、代理人を伴って西武・渡辺久信シニアディレクター兼編成部長(53)と最終交渉。残留を求める西武からはその場で、これまでの3年総額15億円から新たに4年総額20億円を超える大型契約を提示された。 だが、7日のFA宣言前にサンケイスポーツの取材に対し、「あと10年できるか分からない野球人生なので、後悔したくない気持ちが強い」と激白し、12日には28歳
12球団合同トライアウトが、13日にタマスタ筑後(福岡)で行われる。投手、野手計47選手が参加予定。戦力外を通告されている選手は、トライアウト終了後に各球団との契約が可能となる。今季限りで阪神を戦力外となり、トライアウトに臨む西岡剛内野手(34)がスポニチ本紙の取材に応じ、現在の心境を激白した。 【写真】寂しげな表情を浮かべる西岡 10月1日に戦力外通告を受けてから1カ月強。日米通算1241安打を誇る西岡が、トライアウトの舞台に立つことを決めた。 「現役を続ける意思を固めた以上、受けない理由はない。クビになったんですから実績は関係ありません」と話すと、心の中にある熱い思いを吐き出した。 「選べる立場ではないのは分かっているが、どこでプレーしたいんだと言われればロッテに戻りたい。それが僕の素直な気持ちです。育ててもらったロッテでユニホームを脱ぎたい」。高卒でロッテに入団。10年には首位打者を
17日のパ・リーグCSファイナルステージ第1戦の実況中継に起用されるVチューバ-の富士葵さん。イニング間はグラウンドに飛び出すなど架空のキャラクターを生かした放送を目指すという=パシフィックリーグマーケティング提供 パ・リーグ6球団による合弁企業「パシフィックリーグマーケティング」は、17日にメットライフドーム(埼玉県所沢市)で開幕する西武ライオンズ(リーグ1位)対福岡ソフトバンクホークス(同2位)による「クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ」の第1戦(午後6時開始)で、同社が運営する生中継サイト「パーソル パ・リーグTV」の中で、バーチャルユーチューバー(Vチューバー)を起用した実況中継を行う。世界初の試みという。【大村健一/統合デジタル取材センター】 Vチューバーは、顔の表情や手足の動きをリアルタイムで3Dのコンピューターグラフィック(CG)のキャラクターに投影する仕組みを
今回、このタイミングで。書くべきことかどうか考えたが、やはり書くべきだろうと思ったのでコミッショナーに相談した。コミッショナーというのは本物のプロ野球のコミッショナーではなく、文春野球のコミッショナーである。いや、相談という言葉は違う。書いたほうがいいと思ったし、それが書けるのは文春野球カープの監督という立ち位置を任せてもらっている自分にしかできないと思ったので、気持ちは決まっていた。相談ではなく許可を求めたのであろう。 コミッショナーから出た言葉は意外だった。それを待っていたという言葉であった。コミッショナーは以前からそこが気になっていたようであった。自分とコミッショナーは以前からの知り合いであるので言いやすかったはずだがそれでも言えなかった。それは彼がコミッショナーだからである。 記そうと思う。いましか記せないことを。そして、二度とこうしたことを記すことがないことを願うものである。 こ
あれだけ暑かった夏も、気がつけば一気に秋である。プロ野球は佳境に入り、熾烈な3位争いを経てCS、日本シリーズへと一気に流れていく。プロ野球の醍醐味はここから始まると言っていい。いよいよ本格的に盛り上がる時期にきた。 そして、盛り上がりの裏でこの時期に活発になるのが、「引退」である。これまでにすでに、村田修一、杉内俊哉、新井貴浩、後藤武敏、加賀繁、脇谷亮太、岡田幸文、大隣憲司、浅尾拓也、松井稼頭央、荒木雅博、岩瀬仁紀といった、プロ野球の一時代を築いてきた選手たちが引退を表明した。時代は流れている。急に寒さを増した天気と相まって、寂しさを増幅させる。 寒さを感じるのは、暑い日々を過ごしてきたからである。今日も暑い、暑いものだ、と思って家を出ると、思ったよりも肌寒い。実際はそこまで寒いわけではないのだが、思い込みによるギャップが、秋になったことをより実感させる。そこに当たり前に「ある」と思ってい
ソフトバンクファンの人気声優、内田真礼がソフトバンク福田秀平外野手(29)と初対談した。昨年の鷹の祭典in東京で起きた「事件」などについて振り返ってもらった。【取材・構成=山本大地】 ★鷹の祭典での「事件」★ 昨年7月31日の日本ハム戦(東京ドーム)に、内田真礼がテレビリポーターとして来場していた。試合前の練習中に内田が甲斐をインタビューしていたが、それを見ていた福田が防球ネットに激突。その様子が映された映像がネット上で広まり、話題となっていた。 -昨年の出来事を覚えている? 福田 ぼくはもちろん覚えてます。 内田 私ももちろん覚えてます(笑い)。 -その時の心境は 福田 あのときは(甲斐)拓也がインタビューされていて、その相手を見たら内田さんで。「きれいな方と拓也が話しているな」と思いながら見ていたら、(防球用の)ネットがありましたね。 内田 あのとき私も緊張していて、全然そんな様子を知
杉内俊哉(元ダイエー/ソフトバンク→巨人)がダイエー時代の2004年6月1日のロッテ戦(福岡ドーム)で起こした事件。 転じて、選手(場合によってはコーチも)がベンチで暴れる行為自体を「ブルガリア」と呼ぶようになった。 経緯 杉内はこの試合に先発したが、2回7失点でKO。そしてベンチに戻ると怒りにまかせて、帽子とグラブをベンチに叩きつけ始めた。 それでも怒りは収まらず、ついには右手でベンチを殴り始め、さらには利き腕の左手でも殴りつけてしまう。 これにより両手小指付け根の骨折で全治3ヶ月。結局これが同年最後の、そしてダイエーで最後*1の先発登板となってしまい、試合も6-13で大敗。球団からは罰金100万円・謹慎10日を科せられ、さらに事態を重く見た球団は後日罰金を600万円に増額した。 当時監督の王貞治は「戦列を離れなければいけない。悔しさは誰にでもある。だが、何の為に選手としてやっているのか
連覇を狙う福岡ソフトバンクの絶対的な守護神として期待され、開幕前には2021年までの3年契約を結んだサファテ。しかし開幕直後に負傷し、4月26日(現地時間)には右股関節鏡視下関節唇修復術を受けた。現在は米国でリハビリに取り組んでいるサファテに現在の状況と心境を聞いた。 ――右股関節の手術を受けて現在リハビリ中ですが、回復具合はどうですか? 順調ですよ。予定より早く回復していると言っていいでしょう。リハビリではストレングス(強化)、アジリティ(瞬発系)のトレーニングを主にこなしています。関節唇の修復手術を受けた後なので、一気に負荷を掛け過ぎるわけにはいきません。無理をしたら回復に余計に時間がかかってしまうことになりますから。治療には4〜6カ月かかるとされていますが、まだ4カ月経っていません。8月26日でちょうど4カ月になります。ここまではいい方向に進んでいるし、故障箇所は以前より力強く感じて
巨人は7日、柿沢貴裕外野手(23)が同僚選手の野球用具を盗み、中古ブランド品買取専門店に売却する不正を行ったとして、同日付で契約解除したと発表した。 球団によると5~6月にかけて川崎市のジャイアンツ球場の選手ロッカーから阿部、長野、坂本勇らのバット約40品、菅野、岡本らのグラブ約20品、マギー、亀井らのユニホーム約30品、スパイクなど含め計110点を盗み出し、売却して約100万円の収入を得ていたという。消費者金融などからの借金が重なり、生活費に困窮していたためという。 6月下旬にネットオークションサイトに野球用具が出品されていたことに他の選手が気づき、球団が調査を開始。防犯カメラなどで柿沢がロッカーで用具を盗んでいた事実を確認。7月上旬には本人に事情聴取し、謹慎としていた。 柿沢は12年にドラフト6位で楽天に入団。16年オフに小山雄輝投手とのとのトレードで楽天から移籍。移籍後、ここまで1軍
◆日本生命セ・パ交流戦 西武―中日(16日・メットライフドーム) 西武・中日の試合中に球審が倒れるアクシデントが起きた。 【写真】担架で運ばれる敷田球審 7回1死、秋山の打席のカウント2―2の場面で、敷田球審が突然、足元をふらつかせ、崩れるようにして背中から転倒した。 一時、球場は騒然となり、球審はそのまま担架で運ばれ試合は7分間中断された。 球審は三塁の柳田塁審が代わりに入ってつとめ、三塁には嶋田塁審が入り、試合が再開された。
日本ハムの清宮幸太郎内野手(18=早実)が9日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で新人合同自主トレ初日を迎えた。この日は清宮見たさに約500人のファンが集まるなど、まさに“清宮フィーバー”。そんな中、練習後の選手寮前では信じられない騒動が勃発し、まさかの“禁句”まで飛び出す事態に発展してしまった。その一部始終とは――。 事件は練習後に起きた。合同自主トレ初日は、午前10時からスタートし、午後6時ごろにすべてのメニューを終了。そのころにはすでに日は落ち、冷え込んできたため、日中には500人ほど集まっていたファンも、ほとんどが球場を後にしていた。それでも、サイン欲しさに熱狂的な約20人の集団が選手寮前で待機。清宮が室内練習場から出てきたタイミングで「清宮さん! サインください!」などと大声で呼びかけたが、むなしくも願いはかなわなかった。というのも、直後に食事の時間が迫っていたために、対応する時間がなかっ
プロ野球のヤクルトなどで監督を務めた野村克也さんの妻でタレントとしても活躍した野村沙知代さんが亡くなったことが関係者への取材でわかりました。85歳でした。
これはちょっと異例の事態だ。2年ぶりの日本一に返り咲いた翌日、ソフトバンクから発表されたのは一軍コーチ3人の退団だった。しかも、3人とも同じパ・リーグの他球団に移籍するというのだ。 佐藤義則投手コーチは楽天へ。鳥越裕介内野守備・走塁コーチと清水将海バッテリーコーチは、井口資仁が監督に就任したロッテ入りが有力視されている。また、昨年まで6年間一軍打撃を担当し、今年は二軍で指導していた藤井康雄コーチもオリックスへ移ることがすでに発表された。 今シーズン限りでソフトバンクを退団するとこになった鳥越裕介コーチ 11月11日から宮崎で行なわれたソフトバンクの新体制での秋季キャンプ。 「あの大きな声がないと、なんか雰囲気が違うよね」 球団関係者がボソッとつぶやいた。今回、4人のコーチがチームを去るが、"あの大きな声"の主である鳥越コーチの退団が、ソフトバンクにとっては最も痛手で、チームに大きな影響が出
私は福岡ソフトバンクホークスのファンで、王監督の就任の頃から応援しているので、もうかれこれ22年ほどホークスファンだ。 斉藤和巳は96年のホークスが弱小の頃に高卒で入団してきて、2000年くらいから本格的に活躍し始めたと思う。 2003年の優勝への貢献度合いは凄まじく、一気にエースにのし上がったのはとてもかっこよかった。それまでホークスのエースは工藤不在以降はどうも小粒で。若田部健一、星野順治、田之上慶三郎、ブレイディー・ラジオあたりがエースで。ロドニー・ペドラザ、吉田修司、篠原貴行、岡本克道といったリリーフ陣が踏ん張っていたと思う。 そんな時代を終わらせたのが斉藤和巳だった。2003年〜2005年の強いホークスの象徴が斉藤和巳だ。 それからいろいろあったけれど、とにかくマウンドにいるとワクワクする、夢のあるピッチャーだった。 なのに、本当に何なんだ、あの解説は。 本当にあんなことしかしゃ
プロ野球で今シーズン、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした阪神。金本知憲監督の下、2位に入り、就任2年目にして初のプレーオフに駒を進めたタテジマ軍団だが、その裏で“虎の足”から躍進を支えた人物がいる。秋本真吾氏(35)。元陸上のトップハードル選手である。 【各球団発表】虎のタテジマをまとった、あの名選手も…2017年シーズンの引退、戦力外、自由契約一覧 肩書は「臨時コーチ」。スプリント指導のプロ組織「0.01」を主催し、サッカー日本代表選手をはじめ、現役アスリートの指導を手掛ける秋本氏は、自身のノウハウを生かし、今年1年、阪神の選手に対して走りの指導を行ってきた。 「全体的に数字を見ると、盗塁数が1、2軍ともにアップしている。数値としてしっかり上がっているし、凡打がセーフになる率も上がってきています」 こう振り返った通り、盗塁数が1軍は昨季の59個(リーグ最下位)から11
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く