12月13日から新国立劇場で初日を迎える舞台「今、出来る、精一杯。」。思春期の怪我によって車椅子生活を余儀なくされた女性とヒモの彼氏、そして彼女たちをとりまく登場人物たちの様々な愛や死を描いた作品です。 脚本、演出をつとめるのは、月刊「根本宗子」主宰、劇作家の根本宗子さん(30)。体育祭でのケガがきっかけで患った「外傷性大腿骨頭(だいたいこっとう)壊死症」のこと、劇団10周年の今思うことなどについてお話してくれました。 記事末尾でコメント欄オープン中です! 前回はこちら:根本宗子さん「ケガをきっかけに6 年間の車椅子生活を経験。手術への決断は自分だけではできなかった」 故・十八代目中村勘三郎さんに委ねた決断 不慮の事故によって患った「外傷性大腿骨頭壊死症」。大腿骨頭の壊死を止めるためのいくつかの手術のうち、どれを選ぶかを決めきれずにいた母と私。 「再びスキーができようになるかもしれないけれ