マインツは第8節のアウグスブルクとの試合でも2-1で勝利し、開幕からリーグ戦8試合負けなしの記録を更新したのだが、試合の終盤はアウグスブルクの前にほとんどサンドバッグ状態になってかろうじて逃げ切る始末で、これからの調子に不安が残る内容になってしまった。 その1つは、前節のボルシアMGとの試合でも見られたように、各チームが完全に岡崎を最重要人物として包囲する対策を打ち出して来ている事だろう。 この試合では、岡崎に対してアウグスブルクのCBが親の敵にでも遭ったかのように腕と体でガッチリ抑える激しいマーキングを見せ、マインツの中盤にはプレスをかけて岡崎へ出すパスの出処を抑える両面作戦に出て来た。 マインツはそのプレッシャーを逆手に取って、岡崎では無くてその両サイドに位置するホフマンとサンペリオが1点ずつゴールを決めて幸先良いスタートを決めたのだが、それで変に余裕が出たのかそこから前線に出すボール