元プロ野球選手の古田敦也氏、マラソンランナーの有森裕子氏、モデルのSHIHO…。そうそうたる著名人が参加する「Run for Charity」というイベントをご存知だろうか。今年3月に始まった、インターネット上で展開するチャリティ企画である。 チャリティといえば、「ユニセフ(国際連合児童基金)」や「赤い羽根共同募金」など、大きな募金組織が担うというイメージが強いが、Run for Charityの仕組みは、従来のそれとは異なる。 寄付を集めるのは、募金組織ではなく「個人」。マラソンやトライアスロンなど、自身で設定した競技に挑戦し、そのチャレンジに対して、知人や友人に寄付を呼びかける。本家の英国では、この仕組みが定着、2001年から8年間で835億円を集め、これまでに1000万人以上が利用した。 主役はあなた――。ネットを使った新しい寄付の形。仕掛けたのが、一般財団法人ジャスト・ギビング・ジ