NHKと民放キー局の今春の番組改編の内容が出そろった。若者のテレビ離れが叫ばれるなか、若年層から中高年のファミリー層をターゲットにした編成戦略を前面に押し出した局が目立った。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)【屋代尚則、井上知大】 「『ファミリーコア(Fコア)』と呼んでいる13~59歳の視聴者層を強化したい。2019年度の大きな目標だ」 今月あったTBSの改編発表記者会見で合田隆信編成局長がこう宣言した。同社は社内指標としてFコアを導入。昨年の平均視聴率はゴールデンタイム(G帯、午後7~10時)が10・2%、プライムタイム(P帯、同7~11時)が10・0%と、いずれも前年比で上昇したが、「今の放送を愛してくれる視聴者も取り込みつつ、未来の視聴者の獲得にウイングを広げたい」(高梨史憲編成部長)と新戦略を説明する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く