千葉県南房総市で、ダムの貯水率が低下し、深刻な水不足となっています。市民に節水が呼びかけられる中、このまま水不足が続けば、今月下旬から、断水を実施するとしています。学校では早くも影響が出ていました。 ◇◇◇ 千葉県・南房総市の一部に、水道水を供給している小向(こむかい)ダム。しかし、ダムの一部が干上がり、底が露出してしまっています。10日の時点で、貯水率が31.3%にまで落ち込み、水不足が深刻化しているのです。 地元の小学校では、すでに影響が。給食の時間に「きょうから食器が、紙の食器に変わりました」という校内放送が流れました。 節水を徹底するため、10日から給食の容器を「使い捨て」に変更。給食を食べ終わると歯磨きの時間ですが、うがい用の水もかなり減らし、半分程度に。トイレ掃除でも、普段はトイレシートをそのまま流していますが、今はゴミとして廃棄するなど、節水を徹底しています。 嶺南小学校 鈴