夏真っ盛りで、顔のテカりが気になる今日この頃。今日は先日、京都で見つけて衝撃を受けた、まるでノートのような大判あぶらとり紙をご紹介したい。 ふつう、あぶらとり紙といえば、化粧ポーチにおさまるような小さいものが多いが、これは横約12cm×縦約18cmもある超ビッグサイズ! 一見あぶらとり紙に見えない、海外のステーショナリーを思わせるモダンなデザインも素敵だ。 京都にある和装小もののお店、「井澤屋」さんの定番商品で、お話を伺ってみたところ、大正時代からずーっとこのデザインなのだそう。2代目店主の井澤清七氏がヨーロッパを旅したさいに目にした、ドイツの淑女たちが化粧直しに使う紙ハンカチに着想を得て発売したものという。おそらく日本初のあぶらとり紙だったのでは……ということで、そんな歴史と伝統のあるモノが310円というお財布に優しい値段なのもうれしい。 「中のあぶらとり紙は3ッ折になっておりまして、広