「ラノ漫」の記事について、もう一つ書いておく。 あの記事で、最も「書評サイト」側の反発をそそったのは、「問答無用にダメ」なサイトとして、「商売の邪魔になることが書かれた書評サイト」が挙げられていたことではないか。 プロフェッショナルな編集者から、「商売の邪魔」といい切られた書評サイト側が憤慨することはよくわかる。 何しろ(アフィリエイトなどの収入を除けば)、書評サイト管理人は一銭の金も得ていない。そこにプロから「商売」を持ち出されては、反発も必至というものだろう。 しかし、この意見の成否は別として考えてみよう。書評サイトが現実に「商売の邪魔」になることがありえるだろうか。 ありえないことはないと思う。読者を一人二人減らすという次元では。 しかし、いまのところ、大勢を決する与えるほどの影響力はない。その証拠に、多くのベストセラーは、ネットでは貶されているではないか? 書評サイトの管理人とは、